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NM「あなたは誰ですか？」
JK「僕は‥‥、この人の後輩です。」
NM「へぇ。後輩？
随分親しいようですね。
…Aさん。あなたは、とても魅力的な人だ。」
ナムジュンさんの鋭い瞳は、再び私に向けられる。
やけに優しい口調なのが、尚更、怖い。
NM「だから、ヒョンを惑わせるのはやめていただきたい。
あなたが無自覚のうちに手を出している男たちと、ヒョンは違います。
ヒョンの為を想うなら、これ以上、その純粋で浅はかな態度で、ヒョンと関わらないでいただきたい。」
この人は今、私に対してやっと、敵意を剥き出しにした。
私が感じていた通り、ナムジュンさんは、私のことが嫌いなんだ。
そうだろう。
ヒョナさんとソクジン先輩の幸せを願う彼にとって、私は邪魔な存在だろうか。
純粋で浅はかな態度。
私は、そんな態度で、ソクジン先輩と関わっているように見えるのだろうか。
JK「あんた、ソクジン先輩の何ですか？」
更に声が低くなったジョングク。
一応取引相手であって、これ以上揉め事を起こすのはよくない。
『ジョングク、行こう。』
JK「俺、ヌ…A先輩がこんな侮辱されているのに、黙って帰れないよ。
ソクジン先輩も、このことを知れば、怒るでしょう。
だって、先輩にとって、A先輩は特別な存在ですから。
いいです？ソクジン先輩に言いつけても。
僕、ソクジン先輩とは仲が良いので。」
ナムジュンさんは少しだけ眉をひそめ、また、あの爽やかな笑顔を浮かべる。
NM「そうですね。
ヒョンが知ったら怒るでしょうね。
僕はこれで失礼します。
Aさん。また、会いましょう。」
JK「もう二度と会わせませんけどね。」
ナムジュンさんの背中が見えなくなったところで、ジョングクがチッと小さく舌打ちをする。
JK「何ですか、あいつ。
俺のヌナに、何てことを言うんだ。
ヌナ、あんな奴の言うことなんて気にすることないよ。
っていうか、アイツ、誰！？」
『KBS社の副社長。
ソクジン先輩の幼なじみだって。』
JK「副社長…あぁ。
ソクジニヒョンの許嫁とやらの弟でしたっけ。
あんな失礼な人なんですね。」
『彼はきっと、幼なじみであるソクジン先輩と、お姉さんであるヒョナさんがとても大切なんだよ。
2人の幸せの邪魔である私が許せないんだろうね。』
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ゆい - めちゃくちゃ素敵なお話で、一気読みしてしまいました(;;) ソクジン先輩にキュン死させられてます… (2021年5月11日 0時) (
レス) id: 9d555a2920 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめここ(プロフ) - 初コメ失礼致します。更新嬉しいです！ありがとうございます。ソクジン先輩が甘すぎて甘すぎて甘すぎて、もう。何度読み直したか分かりません！！何回読んでもキュンし過ぎて心臓が痛いです。。。 (2021年5月10日 22時) (レス) id: 270c5251ef (このIDを非表示/違反報告)
SARA(プロフ) - ソクジン先輩、好きです。まじでキュン死します (2021年5月6日 23時) (レス) id: 9e694fc3ce (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - アカン、アカン ソクジンが可愛すぎてアカーン ♪(/ω＼*) だって、僕と一緒にいたいって言った … はぁ〜ん 好きっ (2021年5月5日 9時) (レス) id: 318f1c501f (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - キュンキュンし過ぎて、心臓が止まりそうです。(≧◇≦) (2021年5月5日 9時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年3月29日 21時
