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翌日も、私は非常階段でソクジン先輩と一緒に、昼ご飯を食べた。
食べるしか無かった。
今度こそはと、お弁当を忘れずに持ってきた。
自分のお弁当を食べる私を、じーっと隣から見てくる視線。
『食べづらいです。』
JN「それ、食べたいんだけど。」
『無理です。
もう少し、上達するまで待ってください。』
JN「別に、料理のクオリティは求めてないよ。
良くて人並みでしょ？」
『絶対やらん！！』
不貞腐れたように、ご飯を頬張っているソクジン先輩。
頬が膨らんで、ハムスターみたいだ。
JN「今日はテヒョンの尋問にあわなかったの？」
お弁当を食べ終えたソクジン先輩が、珍しくゲームをせずに聞いてくる。
『あー。
テヒョンには、他の部署の先輩と打ち合わせがてら食べてくるって言ってます。
まぁ、他の部署の先輩っていうのは、間違いでもないし。』
それでも、若干不機嫌そうだったけど。
JN「そう。
僕はテヒョンに嫌われちゃったからなぁ。」
『それは、先輩がテヒョンを煽るから。』
JN「…聞いた時、どう思った？」
急に、真剣な表情で聞いてくる。
『何を聞いた時ですか？』
JN「テヒョンに真剣に考えたいって言われてたじゃん。」
箸がピタリと止まってしまう。
そう。確かに、私はテヒョンにそう言われた。
昨日の夜だって、家に帰ってからしばらくは考えた。
けれど、答えは出なかった。
テヒョンにそう言われて、ゼロだと思われていた可能性が少しでも上がった。
喜ばしい事じゃないか。
それなのに、素直に喜べない私がいる。
『どうするべきだと思いますか？』
JN「僕に聞く？」
『他に、誰にも相談できないじゃないですか。』
ジョングクとジミンには、昨日相談したけど。
ジョングクは、なんかまだテヒョンに怒ってるし、ジミンは、何故か、困ったように笑っていた。
きっと、テヒョンと話して、テヒョンの気持ちも聞いているのだろう。
進むべき道が見当たらないまま、私はいつものように眠りに入った。
JN「まぁ、今更だよね。
あいつは、1度、Aさんのことをフッたんだ。
それを今更無かったことにしようなんて、図々しい。」
『ソクジンさんって、本当に素直ですよね。』
JN「そう？」
私の顔をじーっと見つめるソクジン先輩。
急に真剣な表情をするもんだから、調子が狂う。
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JinJin?(プロフ) - 気になって会社に行くんじゃないかとは思ったけど、お弁当まで作って行こうとしてるなんて！もうジンくんは好きなんだね。 (2022年4月28日 22時) (
レス) @page43 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - グクちゃん、いいよー！ヌナの代わりにテテにはっきり聞いてやってよ！ (2022年4月28日 21時) (レス) @page19 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
Mimare(プロフ) - 笑いすぎて泣きそうwww (2022年3月17日 10時) (レス) @page30 id: 6a34c1c309 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 結局会社にJIN君が行ったんだと思うと切ないです（ ; ; ） (2021年3月12日 6時) (レス) id: e65f81d64f (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 更新待ってました！！！泣 ジンくん最高です((( (2021年3月9日 1時) (レス) id: f224d404b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年2月16日 21時
