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『真剣に考えたいって…』
TH「所直、まだ、Aのことを恋愛感情で好きなのかは分からない。
でも、俺は、Aとずっと一緒にいたいと思うし、Aを笑顔にしたいと思う。
もし、付き合ったその先に、Aとの永遠があるとするなら…。
俺はお前と、親友のその先に進みたい。」
急に、何よ。
バレンタインの日。
ほぼ即答で、私のことをフッたくせに。
友達でいたいって言ったくせに。
今更、何だって言うんだ。
私の大きな決意はどうしてくれるんだ。
あの日、私は勇気を振り絞り、そして、涙をたくさん流した。
そんな簡単に、じゃあ…なんて言えるものか。
TH「俺に時間を頂戴？」
泣きそうな表情で、私の顔を覗き込む。
テヒョンの綺麗な指先が私の頬を撫でれば、心は簡単に揺れる。
大好きなテヒョンの言葉に、簡単に頷いてしまいそうになる。
「随分好き勝手言うんだね。」
2人きりの空間に、また、あの声が割って入る。
『ソクジン先輩。』
スタスタとこちらに歩いて来ては、私の隣に並ぶ。
TH「何ですか。
これは、俺とAの問題です。
ソクジン先輩には関係ない。」
JN「関係ない…ね。
まぁ、そうか。関係ないね。
どういう心情の変化があったのか知らないけど、そんなもの、これっぽっちも興味ない。」
無表情でテヒョンを見る先輩と、先輩を睨むテヒョン。
そして、その間で今すぐにでも消えてしまいたい私。
TH「なら、俺たちのことに口出ししないでください。」
JN「…僕はお前に興味なんてないけど、こっちには興味があるんだよね。」
私の方を見て、少しだけ目を細めるソクジン先輩。
JN「あ、忘れてた。」
私の首に巻かれているマフラーを、スルリと解く。
JN「いつでも貸すから、いつでも言って？」
やってしまった。
そう思った時には、時すでに遅し。
TH「…それ、ソクジン先輩のマフラーですか？」
テヒョンの表情は余計険しくなっている。
JN「そうだけど。
お前には貸さないよ。」
TH「そんなもの、借りたくもないです。」
私をチラッと見ると、泣き出してしまいそうなほど悲しい表情を浮かべ、そして、悲しい笑みを浮かべた。
TH「俺、お前に嘘をつかれるとは思わなかった。」
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JinJin?(プロフ) - 気になって会社に行くんじゃないかとは思ったけど、お弁当まで作って行こうとしてるなんて！もうジンくんは好きなんだね。 (2022年4月28日 22時) (
レス) @page43 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - グクちゃん、いいよー！ヌナの代わりにテテにはっきり聞いてやってよ！ (2022年4月28日 21時) (レス) @page19 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
Mimare(プロフ) - 笑いすぎて泣きそうwww (2022年3月17日 10時) (レス) @page30 id: 6a34c1c309 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 結局会社にJIN君が行ったんだと思うと切ないです（ ; ; ） (2021年3月12日 6時) (レス) id: e65f81d64f (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 更新待ってました！！！泣 ジンくん最高です((( (2021年3月9日 1時) (レス) id: f224d404b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年2月16日 21時
