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テヒョンの車にはホワイトムスクの香りの芳香剤が置かれていて、それは私が選んだものだった。
一緒に選んでくれと言われ、選んだホワイトムスクの香り。
一緒に選んだ物はとっくのとうに無くなったけど、その後もテヒョンは同じものを買い続けている。
そのことが嬉しくて、いつも車に乗る度に香ってくるホワイトムスクの香りを匂うと、胸がキュンと高鳴った。
�爛�ムテヒョン�瓩鮃柔�しているものの一部に自分がいる気がして、それだけで、優越感に浸っていた。
その大好きな匂いが、今はこんなにも胸を締め付けるなんて。
いつか、テヒョンに彼女が出来たら…芳香剤は違う匂いに変わり、私が助手席に座ることも無くなるのだろう。
テヒョンの毎日から私が消されていく。
別に、付き合っているわけでもないし、そんなのは当たり前の話。
だから、そのいつかが来る前に、私はテヒョンとの�爐困辰鉢瓩�欲しかったんだ。
結果、私はテヒョンの1番にはなれないことが確定したし、いつか、テヒョンの隣には、私ではない他の女の子が並ぶ日が来ることも確定した。
その時、私は笑顔で�犢�せになってね�瓩覆鵑童世┐襪里世蹐Δ�。
TH「どうしたの？体調悪い？」
『ううん。ちょっと考えごと。』
�狄突Л瓩蓮△匹Δ△�いたって、�猗狃��瓩砲呂覆譴覆ぁ�
一番近くて、一番遠い存在。
涙の膜が張っていることに気づかれたくなくて、窓の方へと顔を向ける。
こぼれ落ちてくれるなよ、と目を見開く。
『窓開けてい？』
TH「いいけど、寒いよ？」
『外の風にあたりたい気分。』
少しだけ窓を開ければ、冷たい風が入り込んできて、頬を撫でる。
…さむ。
ブルリと震え、出かけていた涙も乾く。
『さむー』
TH「だろうね。」
テヒョンも寒いだろうに、窓を閉めるわけでもなく、車内の暖房の温度を上げるテヒョン。
そういうとこ。
いつも私に合わせてくれる。
そういう優しいところが、ズルい。
JK「ヌナ、おかえりなさ…え。ヒョン？」
私よりも先に帰って、合鍵で私の部屋に入り、座ってくつろいでいるジョングク。
私の隣に並ぶテヒョンを見て、丸い瞳を更に丸くする。
いやー、分かるよ、その反応。
私も、なんでこいつが隣にいるのか分からない。
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JinJin?(プロフ) - 気になって会社に行くんじゃないかとは思ったけど、お弁当まで作って行こうとしてるなんて！もうジンくんは好きなんだね。 (2022年4月28日 22時) (
レス) @page43 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - グクちゃん、いいよー！ヌナの代わりにテテにはっきり聞いてやってよ！ (2022年4月28日 21時) (レス) @page19 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
Mimare(プロフ) - 笑いすぎて泣きそうwww (2022年3月17日 10時) (レス) @page30 id: 6a34c1c309 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 結局会社にJIN君が行ったんだと思うと切ないです（ ; ; ） (2021年3月12日 6時) (レス) id: e65f81d64f (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 更新待ってました！！！泣 ジンくん最高です((( (2021年3月9日 1時) (レス) id: f224d404b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年2月16日 21時
