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「あ！えっと、Aさん！？だよね？
私と同じ名前だって、テヒョン様が言ってた。」
にっこりと微笑むAさん。
性格の良さが滲み出ている。
私は、Aさんにたくさん嫉妬して、図々しい奴だなんて思ってしまった。
こんなに素敵な人なのに。
何も言わず、じーっとAさんを見つめる私を不思議に思ったのか、その綺麗な顔をコテンと傾けた。
「大丈夫？気分でも悪い？
私の家、すぐそこなの。寄って行って！」
『あ、いえ。元気です。』
「いいからいいから！」
手を掴まれ、ズルズル引きずられるような形で、家へと連れ込まれる。
一度来たことのあるそのお屋敷は、改めて見ても立派だ。
JM「A様！また勝手に外に‥‥え。Aさんがいる。」
私を見て、目を見開くジミンさん。
そうか、ジミンさんはこの家の人だっけ。
「ジミン！これから、私は女の子同士の話をしようと思うの。」
JM「お・ん・な・の・こ？」
「何か、文句でもある？」
JM「いえ、べっつに。」
「ジョンウをお願いできる？
ジョンウ、ジミニヒョンが、何でも欲しいものを買ってくれるって。」
JU「ジミニヒョン、ありがと！」
JM「いや、えー…。A様。覚えておいてくださいね。
Aさん、ごゆっくりしていってくださいね。
ジョンウ、一緒にお散歩へ行こう。」
JU「おまんじゅうとー、おにくとー、じゅーすとー、」
JM「食いしん坊なところまで、アッパに似ちゃったのか。」
ジミンに抱っこされながら、外へと出て行くジョンウくん。
２人を見送ったあと、Aさんの部屋へと案内され、椅子に座らされる。
「Aさんと、ゆっくり話をしてみたいなぁって思っていたんだよね。」
ニコニコ笑っているAさん。
この人が、テヒョン様の好きな人。
なるほど。
これは、好きになるよ。
綺麗だもん。性格絶対良いもん。
人に嫉妬なんてしている私に勝ち目なんて、どこにもない。
「テヒョン様がね、よくあなたの話ばかりするの。」
テヒョン様が？
『…それは、前の話ではないですか？
最近は会っていませんし。
それに、私はテヒョン様に嫌われています。』
「テヒョン様に嫌われている？それはないよ。
だって、つい、昨日会った時も、あなたの話ばかりしていたよ？」
ふふっと微笑みながらそう話すAさん。
テヒョン様が、私の話を？
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のぞみ(プロフ) - ユンギ先生の悪い顔。。。控えめに言って好き。あーあーあー幸せ。 (2021年2月10日 0時) (
レス) id: 6ce2d3bb22 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あねら(プロフ) - まゆうさんの作品本当に大好きです（ ; ; ）いつも読ませていただいてます。これからも頑張ってください！ (2021年2月5日 1時) (レス) id: 83ec8b03b3 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 王様いろんな女の人と毎日のようにって、もう〜。グクにもヌナが居て満たされていたし。一方でジミンさんはどんな感じだったんでしょうか。ジミンさんにも浮いた話があれば良いな、いつも切なそうだから気になってしまいました。 (2021年2月4日 10時) (レス) id: 26ef055a5c (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - この物語本当好きです、、毎回更新されるたびにどきどきしてます。これからも楽しみにしてます...!! (2021年2月3日 21時) (レス) id: 2505ec8573 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - あぁ、苦しい、苦しいよまゆうちゃん。このシリーズはほんと切ない。でも好きなんだ。好きなんだよ。まゆうちゃん。サランへ (2021年2月3日 2時) (レス) id: 6ce2d3bb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年1月14日 21時
