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YG「ん？」
ジミンさんを見れば、ふにゃりと笑って、私の手を握る。
TH「何言ってんの？ジミン。」
ジロリと、ジミンさんを睨むテヒョン様。
その鋭い瞳に屈することもなく、平然としてニコニコしているジミンさん。
私の方が、背筋が凍ってしまいそうだ。
JM「え？テヒョン様の許可がいるんですか？
いらないですよね。
だって、テヒョン様とAさんは、一切なんの関係もございませんもんね？
Aさん、ちょっと、僕に付き合ってください。
ジョンウを連れてきてくださったお礼に、美味しいものを食べに行きましょう。」
TH「…、」
テヒョン様を見れば、何かを言いたそうな、でも、その何かを必死に飲み込もうとしているような、そんな苦しそうな表情をしていた。
JM「ほら、Aさん、行きましょう。」
『分かりました。』
ここにいたって、きっと、Aさんを見つめるテヒョン様を見ては、苦しくなるだけだ。
JU「ジョンウも行く！」
JM「ごめん、ジョンウ。
これは、僕とAさんだけの、おでかけなんだ。」
へへっと笑って、私の手を引いて部屋から出て行くジミンさん。
『…ジミンさん、心臓に毛か何か生えてます？』
JM「そう？」
『あのテヒョン様の瞳を見ても、物怖じしないなんて。』
JM「あぁ。だってあれは、自分の大事なものを取られた子どもみたいなやつだよ。
本当の時のテヒョン様はもっと怖いから。
ほら、僕、この前、Aさんの前で酷いことを言っちゃったでしょ？」
外に出ると、ジミンさんは私の手を離し、私の歩幅に合わせてゆっくり歩いてくれる。
『酷いこと…？』
JM「Aさんのこと。
身代わりとして抱いてるんだろ、みたいなことを言ったと思うんだけど。」
『あぁ…言ってましたね。』
JM「あのあと。僕は物凄くテヒョン様に怒られたよ。
テヒョン様、怒ったら怖いんだよ。
さっきのとは比にならないくらい。」
テヒョン様が怒った？
JM「Aさんを、他の誰かの代わりだとか思ったことは無いって。
テヒョン様はね、ずっと、自分を責めていらっしゃった。
ジョンウの父親を殺したのは自分だって。
その苦しさを紛らわせるために、毎日のように、いろんな女を…その…。」
『抱いていたと？』
JM「うん…まぁ。」
言いにくそうに口籠るジミンさん。
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のぞみ(プロフ) - ユンギ先生の悪い顔。。。控えめに言って好き。あーあーあー幸せ。 (2021年2月10日 0時) (
レス) id: 6ce2d3bb22 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あねら(プロフ) - まゆうさんの作品本当に大好きです（ ; ; ）いつも読ませていただいてます。これからも頑張ってください！ (2021年2月5日 1時) (レス) id: 83ec8b03b3 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 王様いろんな女の人と毎日のようにって、もう〜。グクにもヌナが居て満たされていたし。一方でジミンさんはどんな感じだったんでしょうか。ジミンさんにも浮いた話があれば良いな、いつも切なそうだから気になってしまいました。 (2021年2月4日 10時) (レス) id: 26ef055a5c (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - この物語本当好きです、、毎回更新されるたびにどきどきしてます。これからも楽しみにしてます...!! (2021年2月3日 21時) (レス) id: 2505ec8573 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - あぁ、苦しい、苦しいよまゆうちゃん。このシリーズはほんと切ない。でも好きなんだ。好きなんだよ。まゆうちゃん。サランへ (2021年2月3日 2時) (レス) id: 6ce2d3bb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年1月14日 21時
