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side＿慎太郎
Aさんと初めて会った日から数日。
あれからずっとAさんのことを考えてる。
どうしようもなく会いたくなって、絶対にやらまいと思っていた待ち伏せ作戦を決行。
だってこれしか会う方法ないもん。
かれこれ二時間は待ってる。
普通に寒い。
周りの目も痛い。
もう諦めようかなって思ってたら��えっ？！��ってめっちゃでかい声がして顔を上げればそれはAさんで。
いきなり来たにも関わらず部屋に入れてくれて、あったかいお茶までいれてくれた。
��そんなに私に会いたかったの？��って聞かれて��そうだよ��って言おうと思ったのに…
��何かあった？あ、実は忘れ物してたとか？んー…何もなかったと思うけど？��なんて隙を与えてくれなくておかしくなって吹き出したよね。
会いたくなったってのはちゃんと伝えたけど、上手く交わされてしまった。
名前は呼び捨てOKもらって早速呼んでみた。
これもまた交わされたけど。
Aは俺のこと何とも思ってないのか。
そういう俺も好きとかっていうより気になるって段階だけど。
まぁAからしたら俺なんて謎だらけの男だろうし、何せまだ二回しか会ったことないわけで。
そんなヤツのこと意識するような人じゃなさそうだし。
俺だってAのことは知らないし。
無防備なAはお風呂まで沸かしてくれて。
ちゃっかり入らせてもらって、髪乾かしてもらって、ご飯までご馳走になった。
ただ気になるのは俺が着てるもの。
元カレ用だって言ってた。
買ったけどすぐ別れたみたい。
だから新品は新品だけど…それよりも元カレ…ね。
何でこんなに引っかかってんだろ。
そのうちAが黙り込んだからどうしたのかと思えば、俺たちの関係について考えてたみたいで。
俺は深く考える前に会いたいってだけでここに来たから素直に伝えたら、意外にもそれで納得してくれた。
流れで泊まらせてもらえることになったし。
彼氏がいないことも確認できた。
ここまででやっと、俺はAが好きなんだって気付いた。
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青晴空(プロフ) - オ リ フ ラ立ってますよ…！！ (2023年4月12日 7時) (
レス) id: 8088a84582 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺花
| 作成日時：2023年4月11日 15時
