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side＿慎太郎
久々に飲みに行った行きつけの居酒屋。
世間は忘年会シーズンで、店の中は賑やか。
そこでふと目に入ったグループの中の女の人。
最初は綺麗な人だなって思って見てたんだけど、明らかに一人飲まされてて様子がおかしい。
顔色も悪いし、これは見て見ぬフリはできない。
慎太郎「あの、大丈夫ですか？」
すぐさま声をかけて外へ連れ出した。
初対面の人に
慎太郎「何であんな飲まされてんのに何も言わないの？」
なんてタメ口で説教を始める俺。
付き合いがあるのはわかるけどさ、自分の体大事にしようよ。
勝手に連れ出しちゃったし、付き合いなら戻した方がいいのかと思ったけど��帰りたい��って言うから、知り合いを装って彼女を連れて帰ると言って鞄を受け取った。
お礼にタクシー代を払うと言われて一緒に乗ることに。
��もう会うことないんだから��なんてさ、別に何か期待してたわけじゃないけど寂しく感じて。
おまけに肩まで借りられちゃってさ。
この人に警戒心ってもんはないのかね。
家の近くで降りようとしたら彼女も降りるって…近所なんかい。
まぁ一人で歩けなさそうだったしちょうどいっか、ってことで家まで送り届けた。
��上がって行かない？��なんてまた無防備なこと言うし。
ってそもそも玄関まで入れちゃってる時点で普通ならアウトだからね。
相手が俺で良かったよ、ほんと。
で、断ったんだけど、いきなり目の前で意識飛ばしちゃったもんだからこれはさすがにここに放っておくわけには…ってことで
慎太郎「お邪魔しますよー…」
彼女を抱えて寝室を探し、ベッドに寝かせた。
すやすや眠る彼女を見て改めて綺麗だな…と。
そこから記憶がなくて、気付いた時には彼女に起こされてて寝てたんだ…って。
ご飯作ってくれたし、年齢も名前も聞けた。
俺は下の名前しか言えなかったし、仕事もちゃんと教えられなかった。
彼女は俺の顔を見てもピンときてないみたいだから、言ってもいいかなって思ったけど一応ね。
それにもう会わないと思うし…。
ほんとはまた会いたい…。
連絡先くらい聞けばいいのに聞けずに彼女の家を出た。
いざとなったら家わかるしね。
ってそれは怖いよ慎太郎。
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青晴空(プロフ) - オ リ フ ラ立ってますよ…！！ (2023年4月12日 7時) (
レス) id: 8088a84582 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺花
| 作成日時：2023年4月11日 15時
