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A「慎太郎の地元ってどの辺？」
慎太郎「Aんちから近いよ」
A「そうなの？」
実は慎太郎、横浜在住の私の家の近くまで迎えに来てくれたのです。
慎太郎が��横浜は地元だし道わかるから迎えに行く��って言ってくれて。
A「私さ、田舎出身だからこの辺そんな詳しくないんだよね」
慎太郎「え、そうだったの？」
A「うん。てかごめんね？遠いのに迎えに来てもらって」
慎太郎「全然よ。実家帰るのと変わんないし」
それよりも私がどこ出身かとか色々気になるみたいで質問攻めにあう車内。
慎太郎「俺Aのこと知らなすぎるわ」
A「私も知らないよ。まぁこれくらいの関係だとそんなもんじゃない？」
慎太郎「なんかやだ」
何が嫌なのかわからないけど、とりあえず色々聞かれて。
慎太郎「着いた」
A「ちょっと待って」
到着した先はなんとこの寒いのに海。
慎太郎「なに」
A「季節感バグってるのかい？」
慎太郎「A、さっきこっち来てから海行ってないって言ってたよ」
A「言った。言ったけどよ…？てか最初から目的地ここだったよね？」
慎太郎「まぁね」
寒がる私をよそに半袖半パンの慎太郎は浜辺へ。
慎太郎「ほら」
何やら色々荷物持ってるなと思ったら、レジャーシートを出して敷いてくれて。
おまけにブランケットを羽織らせてくれた。
慎太郎「寒いのにこんなとこ連れてきてごめんな。けど今日は絶対ここがよくて…」
A「なんで？」
慎太郎「好きな場所で好きな人に告白したかったから」
A「え…」
それはまた突然のことで。
私、まだちゃんと考えてないよ…。
慎太郎「前にも言ったけど、俺…Aのこと好きなんだよ」
A「うん…」
慎太郎「あれから結構経ったけど気持ち変わってなくてさ。Aは…少しは考えてくれたかなって…」
A「実をいうとその…あんまり考えられなくて…。慎太郎の立場もあるし…」
慎太郎「そうだよね…」
なんか私と慎太郎らしくない雰囲気でやだな…。
って私がそうさせてるんだよね…。
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名無し - ｵ/ﾘ/ﾌ/ﾗたってますよ〜お話めっちゃ好きです！更新楽しみにしてますね！ (10月22日 20時) (
レス) @page4 id: 2b1360ebde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺花
| 作成日時：2023年10月22日 14時
