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A「ところで慎太郎、帰んなくて大丈夫？」
これ以上は心臓が持たない...と、なかなか離してくれない慎太郎を何とか引き剥がしたんだけど...。
慎太郎「そんなに俺と離れたい？やっと会えたのに？次いつ会えるかわかんないよ？」
若干拗ねながら訴えられた。
A「そういうわけじゃなくて...。私はただ慎太郎が明日大変だろうなって...」
慎太郎「...だよな。俺、なんか重いヤツらしい」
A「重いとは思わないけど、意外な一面だね」
慎太郎「今まではほんと淡白だったんだよ。でもAに対しては違うみたい。伝われ」
A「何それ(笑)。ほら、寝る時間なくなっちゃうよ？」
慎太郎「うん...」
本当はここで泊めてあげたりするんだろうけど...
私にはまだそんな誘いをする勇気はない。
そもそも朝から仕事があるならこんな遠くから通わせるわけにはいかないもん。
慎太郎「また来ていい？」
A「ん、待ってる」
慎太郎「やば。なんかそう言われるだけで嬉しい」
A「単純だね」
慎太郎「そりゃ好きな子から言われたら嬉しいだろ」
��好きな子��って(笑)。
A「気をつけて帰ってね」
慎太郎「はーい。Aちゃん戸締まりしっかりね？」
A「わかってるよ」
帰り際まで慎太郎はずっと何か喋ってて��もういいから��って半ば強引に帰した。
��無事に帰りました��
一時間後、報告LINEがきて一安心。
ほんの数時間だったけど濃い時間だったな。
これからこういうのが当たり前になるんだもんね。
...というかここまでなるのに時間かかりすぎなんだよね、私たち。
慎太郎が本当は意外と触れたり言葉にしたりする人だったから、いずれそれ以上のこともする覚悟を持っておかないと...。
...付き合ってるのにこんなに身構えるなんておかしいよね。
嫌なわけじゃないけど、私はそんなのしなくてもいいって思ってるから。
理解してくれてるはずだけど、さすがにここまでだと知ったら、慎太郎悲しむかな...。
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名無し - ｵ/ﾘ/ﾌ/ﾗたってますよ〜お話めっちゃ好きです！更新楽しみにしてますね！ (10月22日 20時) (
レス) @page4 id: 2b1360ebde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺花
| 作成日時：2023年10月22日 14時
