..*27 ページ27
.
ジェシーからアドバイスをもらってAさんちに向かう。
ジェシーってほんとこういう時しっかりしてる。
Aさんのこと好きだったからってのもあると思うけど。
��今から行きます��
メッセージを送るとすぐに
��待ってます��
って…。
待ってくれてるんだって思うと嬉しくなる。
時間は19時。
ほんとならAさんは忙しい時間。
生活リズム狂わせちゃうよね…。
でもこれ以上遅い時間にお邪魔するのも悪いし。
部屋の前まで来て深呼吸。
チャイムを鳴らして数秒してドアが開いた。
A「こんばんは。どうぞ」
北斗「こんばんは。お邪魔します…」
初めて入るAさんち。
美愛ちゃんがいるからか、可愛い物が多め。
美愛「ほくと！」
北斗「美愛ちゃんこんばんは。元気だった？」
美愛「うん！」
お風呂上がりみたいで、パジャマ姿ではしゃいでる美愛ちゃん。
A「すいません、お風呂済ませちゃってこんな格好で…」
そんなAさんもラフな部屋着。
全然いい！
しかもスッピンも可愛い！
北斗「ぜんっぜん大丈夫です。忙しい時間ってわかってるのに来た俺も悪いし」
A「そんな！そこは気にしないで下さい」
多分今から家事したり美愛ちゃん寝かしつけたりするんだろうな。
やっぱ迷惑だったかな。
A「ご飯って食べて来られました？」
北斗「いや、食べてないですね」
A「一応おかず多めに作ったんですけど…食べますか？」
北斗「え、いいんですか？！」
A「はい。お口に合うかはわからないんですけど…」
北斗「いただきます！」
俺のために多めに作ってくれてたってことだよね？！
なにそれめちゃめちゃ嬉しいじゃん！
しかも出された料理が定食みたいにバランスとれた和食。
そして美味い。
今こんな幸せ感じちゃってていいんだろうか。
まだちゃんとAさんの話も聞けてないし、俺の覚悟も伝えられてないのに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 548人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺花
| 作成日時：2021年4月8日 11時
