Honey you're my everythingーHokuto.Mー (ページ13)

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ジェシー「北斗のこと応援してるからこの際全部暴露するけど。俺Aちゃんの前の家も今の家も行ったことあるし、元旦那にも会ったことあるよ。離婚してからは引っ越しも少しだけ手伝ったし、Aちゃんちでご飯作ってもらったこともある。美愛ちゃんの面倒もよく見てる」

ちょっと衝撃。

ただ仲いいだけじゃないじゃん。

北斗「……それだけAさんと一緒にいて好きになったりしなかった？」

何よりもそれが一番気になった。

好きじゃなきゃそこまでの仲にならないじゃん。

ジェシー「まぁ、ちょっとは…ね。けど今は全然そんなんじゃないから安心して。これからは北斗が支えてあげてよ」

やっぱり好きだったんだ…。

でもジェシーに今その気持ちがなくて俺の背中を押してくれるなら、頑張っちゃってもいいよね…？

北斗「ジェシーありがとう」

ジェシー「いえいえいえ～」

もしこれからAさんと俺が恋人同士になれたとしても、Aさんが大変な時期にそばにいてあげたジェシーには、この先一生頭上がんないよ。

って、ジェシーの気持ちは聞いたけどAさんの気持ちはわかんないよね…。

話が一段落したところで慎太郎の

慎太郎「あのー…入っていいっすかね？」

という声と共に楽屋の入口から他のメンバーも顔を覗かせる。

樹「ごめん、今の話全部聞いちゃった」

髙地「内容的に入るに入れなかった」

大我「でも二人のこと知れて良かったっていうか…ね」

知られて困るというより、それに対して何て言われるかが怖かった。

でもみんなAさんの人柄を知ってるし、本気なら応援するって言ってくれた。

流れで何となくAさんの家庭のことも把握して、理解してくれて。

いいメンバーたちだなって改めて思った。