Honey you're my everythingーHokuto.Mー (ページ12)

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Aさんと美愛ちゃんと会う約束をした日の夜、初めてAさんにLINEを送った。

連絡するって言ったからね俺。

お休みが少ないAさんだけど、花屋の方は手伝いだし、毎週出なきゃいけないわけじゃないから適度にお休みできるってことで会うのは週末になった。

俺が週末オフになってる日が二週間後にあるから、その日に決まった。

それまで現場が被らないから会えない。

ジェシー「最近Aちゃんとどうよ？」

北斗「今度遊びに行く」

ジェシー「うっそ？！」

色々きっかけくれたジェシーに一応報告したら、いつ？どこに？とか質問攻め。

ジェシー「でも珍しいな。北斗がそんな積極的に動くなんてさ」

ほんとそれ。

俺が自分から話しかけたり遊びに誘ったりするってことは、それだけAさんに惹かれてる証拠なんだよ。

ジェシー「美愛ちゃんも喜ぶだろね。聞いたんだろ？Aちゃんとこの家庭事情」

北斗「あぁ」

ジェシー「やっぱさ、こんな時パパがいたらな、って思うことあるみたいよ？」

だからジェシーはよく美愛ちゃんの面倒見てるのかな。

てかそんな深い話までしたことあるのか…。

ジェシー「北斗がAちゃんのことも美愛ちゃんのことも誘ったり気にかけたりするの、嬉しいんじゃね？」

北斗「そうかな」

ジェシー「ここだけの話、Aちゃんから＂松村さんってどんな方？＂って聞かれてっから」

＂Aちゃんには内緒だぞ＂と付け加えてケラケラ笑うジェシー。

北斗「お前それ何て答えた？」

ジェシー「ヒ･ミ･ツ！AHAHA！」

まさか変なことは吹き込んでないと思うけど…。

北斗「ジェシー、Aさんと仲良すぎない？」

ジェシー「なに嫉妬～？」

北斗「ちげーよ。ぶっちゃけどんくらいの付き合い？」

ジェシー「んー。3年くらい前に初めて会って、その時は旦那さんいたけどもう危ない時期でちょっと話聞いたことある」

すごい知ってんじゃん。

そりゃ仲いいはずだわ。