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北斗「美愛ちゃん元気ですか？」
A「元気ですよ。そうそう、あのキリンのぬいぐるみと一緒に寝てるんです」
そう言ってAさんが隠し撮りをしたという美愛ちゃんが寝てる写真。
美愛ちゃんの腕の中には俺がプレゼントしたぬいぐるみ。
北斗「嬉しいなぁ。美愛ちゃんにも早く会いたいな」
A「美愛も松村さんに会いたいって言ってます」
北斗「えっ、じゃあ…近々会える日ないですか？って俺、夜しか空いてないや…」
A「夜だったら私いつでも空いてますけどね？ただ美愛がいるから出かけるのが難しいだけで」
北斗「……迷惑じゃなければAさんちでも」
なかなかぶっ飛んだこと言ったよな…。
けど会うならそうするのが一番。
そこまでしてでも会いたい。
A「それ…撮られたりしたら大変なんじゃ…？」
北斗「この間出かけた時も大丈夫でしたよ？」
A「その節はちょっと私も警戒心なさすぎたなって思ってます…。でも家に出入りしてたらさすがに…ね」
北斗「気を付けます」
A「うち狭いから…いいお家じゃないし…」
北斗「うちだって同じです。なんで全く気にしません」
一向に引かないもんだからAさんが折れた。
A「…わかりました」
北斗「やった！」
夜なら会えるとわかれば、これからはいつでも誘えるじゃん。
北斗「あ、でもほんとに嫌なら全力で拒否して下さいね」
この前みたいにやらかした後で考え込みたくないからね。
A「そんなこと！私は全然大丈夫なんです。ただ色々気になっちゃうだけで…」
北斗「すいません。俺のこと考えてくれてるのに強引に…」
A「いえ！松村さんが大丈夫と仰るなら信じます」
俺らっていつまでもこんな感じなのかな(笑)。
せっかく受け入れてくれたんだから、Aさんの信用を裏切らないようにしなきゃ。
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作者名：苺花
| 作成日時：2021年4月8日 11時
