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もうそろそろ廉の仕事が落ち着く頃。
だけどそれも今のうち。
芸能人である限り仕事はどんどん入ってくるし、もちろんメディアへの露出もたくさんあるわけで。
私たちのことを公表するのはやっぱり難しい。
だけど廉の事務所側からは認めてもらえてるし、廉の仕事の手伝いなら今までもやってたことだから、このタイミングでまた現場に顔を出せることになった。
A「みんなお疲れ様ーーー！！！」
海人「うえっ？！Aじゃん！！」
A「海人ーーー！」
調子に乗って飛びつく私。
岸「めちゃめちゃ久しぶりじゃん！」
A「でしょ！って岸くんまた筋肉ついた？」
神宮寺「A！元気だった？」
A「ジンくん！元気だよ！会いたかった！！！」
紫耀「どちらさまでしたっけ？」
A「もう紫耀ってば、嬉しいくせに〜」
紫耀「やめろ！気持ち悪い！」
紫耀の頭をわしゃわしゃしてやったら暴言吐かれたけど許してあげる。
廉「おーい、その辺にしとけよー」
A「れんっ！」
廉「うおっ？！」
一応、周りにメンバー以外誰もいないのを確認して廉に抱きついた。
月1で会えていたとはいえ、そんなに長い時間一緒にいることはなかったから、それなりに恋しくなってたのよ。
会っても触れたりとかそんななかったし。
紫耀「んだよ、まだ付き合ってたのかよ」
A「は？」
紫耀「別れたのかと思ってた」
ほんと憎たらしい。
でも紫耀がいじわるなのはいつものこと。
A「別れてたら来ないよ」
岸「そりゃそうだ」
海人「てか廉がAのこと離すとは思えない」
神宮寺「それな」
紫耀は呆れてどっか行った。
廉「A、今日俺についてくれる？」
A「もちろん」
今日は廉専属で色々お手伝いします！
って言っても私はプロじゃないからプロのお手伝いをする感じ。
でもヘアメイクだけは任せてもらえた。
お家でもいつもやってあげてたからね。
A「わ…」
廉「なに」
自分で言うのもなんだけど、セットしたら廉の爆イケ度が増してしまって思わず見惚れてしまった。
この人が私の彼氏でいいのだろうか…っていう定期的にくる疑問。
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年5月2日 15時
