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あの後、戻ってきた紫耀には
紫耀「あっれ〜？二人とも何してたのかな〜？」
とからかわれ、ジンくんは
神宮寺「廉、こんなとこでAに変なことすんなよ」
と廉に注意してくれた。
私たちが何してたのか知られてるのが恥ずかしい…。
ジンくんは注意してくれたけど、廉に触れられたこと、実は嬉しかったりしてる。
ごめんなさい。
でも場所はわきまえないとね…反省します…。
神宮寺「そろそろ帰るよ」
お会計は紫耀とジンくんが済ませてくれたらしい。
席を立った時にしてくれたんだろう。
二人にお礼を言ってジンくんの車に乗り込む。
神宮寺「廉とA、どうすんの？どっちの家行けばいい？」
A「今日は別々で」
廉「は？俺んちに決まってるやろ」
A「ダメダメ！廉、明日早いもん。マネージャーさんが起こしに行くって言ってた」
紫耀「俺はAんちでいいよ〜」
廉「ふざけんな！」
神宮寺「はいはい。廉、着いたよー」
危うく引きずり降ろされそうになったけど、何とか車内に残ることができた。
飲んでるから大丈夫かな…って思ったけど、酔いは覚めつつあるみたいだから心配いらないだろう。
紫耀「ったく迷惑なやつ」
A「それあんたが言う？」
神宮寺「はい、紫耀降りてー」
紫耀「Aちゃん来る？」
A「行くわけないでしょ」
紫耀「つまらん」
ブツブツ言いながら紫耀も帰って行った。
あ、ジンくんと二人きりになっちゃった。
いいよね、これくらい。
仕方ないもん。
他愛のない話をしてたらあっという間に我が家へ到着。
うちら3人とも家近すぎるっての。
A「ジンくん、今日はほんとにありがと！」
神宮寺「全然。またご飯行こうな」
車からわざわざ降りてくれて頭ポンポンしてくれて、家に入るのを見届けてくれる優しいジンくん。
ジンくんの彼女になる子は幸せになれるよ、絶対(お前は幸せとちゃうんか？え？ by廉)
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年5月2日 15時
