３２ーRen sideー ページ32
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みんなでの仕事が終わった後、俺は別の仕事へ。
Aに
A「紫耀とジンくんとご飯行ってもいいですか？」
って聞かれて。
こういう時、敬語使ってくるんよなこいつ。
ジンと二人じゃないのはいいけど、紫耀がおるんも心配やわ。
あいつ何するかわからんやん。
まぁジンが止めてくれるやろ。
その点はジンにおってもらって感謝かな。
一瞬で考えて
廉「ええよ」
って返事した。
ルンルンで現場を後にしたAにちょっと腹立ったけどな。
抑えて抑えて。
予定より早く仕事が終わって、あいつらが行きそうな焼き肉屋へ。
…やっぱおった。
個室じゃないけど、ここ結構高い店やからそれなりの客層で、割と静かなんよね。
なのにギャーギャーやってるもんやから、すぐ見つけたわ。
よく見たら紫耀、Aに触ってね？
これは良くない。
廉「おーおーおー。なんや楽しそうやなぁ」
紫耀とAの間に無理矢理入った。
嫉妬丸出しの俺に対してジンは冷静で、紫耀は何やら文句言うてくるから言い返して。
みんなが我慢してるビールを俺は遠慮なくいただく。
Aになんか禁酒令出してんのに俺がこんなんでええんか？って思ったけど。
一杯しか飲んでへんけど久々に飲んだせいか、何か気持ち良くなってしもて。
Aに触りたい放題。
紫耀とジンには見えてへんし、周りにも客はおらんし大丈夫やろ。
Aはというと、時々ビクッとさせながらも平然装ってる風にしとるから、ますますいじめたくなって。
紫耀とジンが席を立ったのをいいことに手を出す。
声我慢してって言ったけど、ほんとは聴きたい。
何をしたか？
それは言われへん。
とりあえずAが濡れてることはわかった(最低！！！byA)
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年5月2日 15時
