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それから何事もなく何日かが過ぎた。
今日はお休みがもらえたからキンプリの現場のお手伝いに来た。
A「みんなお昼だよ〜」
海人「やば！これ全部Aが作ったの？」
A「そうだよ」
紫耀「Aって料理できんだな」
A「あんた今まで散々食べてきただろうが」
岸「美味い！」
A「ちょっと岸くん！立ち食いやめて！」
お昼ご飯を作っただけなのにうるさい。
神宮寺「うわ！美味しそう！Aすごいね。ほら、Aも一緒に食べよ？」
A「うんっ！」
王子様は今日も優しい。
廉「A、ちょっと」
ちょうど食べ終わった時、それを見計らってたのか、部屋の外に呼び出された。
A「どうした？」
廉「ちょっと我慢してな」
そう言って唇を重ねてくる。
A「っ…！」
廉「ごめん」
A「廉、変だよ…」
廉「最後俺んち来た時、紫耀おったやん？何もできんくて…その…溜まってた」
そう、あの日は結局紫耀が帰ってくれなくて、眠い眠いうるさいからその辺に転がしといたんだ。
紫耀が起きたらまずいからって何もしなかった。
A「は、恥ずかしいこと言わないの！」
廉「俺、これだけで満足してへんよ」
廉の手が服の中に伸びてきたところで
A「ストップ！わかった！わかったから！もう戻んないと！」
ちゃんと阻止してみんなのところへ戻った。
紫耀「あっれ〜？Aちゃんお顔が真っ赤ですよ〜？」
A「う、うっさい！」
海人「もう！Aいないから俺だけ嫌がらせ受けてたんだけど！」
A「だから嫌がらせ受けに来てんじゃないってば」
神宮寺「Aいなくて正解だったよ。今日のは酷かったから。それに廉との時間も大事だしね」
A「ジンくん…」
こんな理解ある人がメンバーにいて廉も幸せじゃん。
ただ一人、岸くんは食べたばかりで筋トレを始めていてすでにマイワールド。
私たちのことに一番無関心なのは岸くんだな。
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年5月2日 15時
