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廉が私の家に泊まることってあんまりない。
でも廉の着替えとか一式揃ってる。
だからいつ泊まってくれてもいいんだけど、何だろ…
久しぶりだからかな…
すっごく緊張してる。
ジンくんの��甘えな？��って一言が効いてるのかもしれない。
相手は廉。
彼氏であって、もちろん気を遣うような仲でもないのになぜ…。
って言っても私が引き止めたんだ。
責任は自分で負う(？)。
A「なんか遅くなっちゃったね。ごめん」
廉「別に気にしてへんよ」
紫耀のお陰で廉に会えたようなもんなんだけど、ひと騒動あったわけで何だかんだ日付けは変わってる。
ご飯は家で食べたって言ってたからお風呂に入ってもらって。
あとは寝るだけ…なんだけど。
もっと話してたいなって、どうでもいい話ばっか振ってみたり。
でも廉を早朝に帰さなくてはいけない。
A「あ、ごめん。喋りすぎた。寝よっか」
廉「ええよ。もっと話してや」
あ、今日の廉、優しいぞ。
このままだと甘えてしまいそうだ。
A「ううん！寝よ！朝早いんだし」
廉「そ？」
そして私はソファへ。
廉「え、寝るんとちゃうん？」
A「寝るよ。ここで」
付き合ってる男女が別々に寝るなんて、さすがに不自然すぎるか。
でも今日は一緒に寝たら私の方が何するかわかんないもん←
廉「ちょ、笑わすな(笑)。ありえんやろ、そんなん」
A「だって…」
廉「なに」
A「今日の廉、何か優しいし…」
廉「優しくしたら一緒に寝てくれへんの？」
A「そうじゃなくて…」
廉「あーーーもう！とにかくこっち！」
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年5月2日 15時
