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朝起きてご飯作って片付けて。
家を出なきゃいけないギリギリの時間なのに、私は待たされている。
寝起きの悪い��ヤツ��を叩き起こして、ご飯食べさせるまでは良かったんだけど…
着替えやら髪のセットやらに時間がかかってて、なかなか部屋から出てこない。
女子か！
A「廉！私もう出るから！マネージャーさんに迎えに来てもらいな！」
廉「うっさいなー。今できたやんか。はよ行くで」
A「(怒)」
この俺様なムカつく野郎はKing&Princeとかいう(失礼)ジャニーズの人。
永瀬廉とかいったっけな(他人事)。
私の彼氏かもしれない(紛れもない事実)。
昨夜��Aちゃ〜ん。明日乗っけてってや��と割と低姿勢でお願いされたから、渋々仕事場まで送ることになったんだけど…
態度悪すぎじゃない？！
A「てか髪なんてセットしなくて良くない？！あとでやってもらえんじゃん！」
廉「いやいやいや、どこで誰に見られてるかわからんやん。そんな意識低ないで俺」
A「まぁ確かにあんたの寝癖は鳥飼ってるもんな」
廉「あ？」
A「ほら着いた！早く降りて！」
廉「寄らへんの？」
A「あのねぇ、私だって仕事あんのよ。誰かさんのせいで遅刻しそうなのよ。寄るわけないでしょ」
廉「あっそ。じゃ」
時間があれば廉の仕事場覗いたりするけど、今日は絶対無理ってわかってんのに…。
しかも去り方素っ気な！
A「はぁ…」
今日も朝から疲れた…。
私たちって何で毎日こうなんだろう。
時々��ほんとに付き合ってんのかな？��って思うくらい、今の私はただの召使い。
そもそも何で付き合ってんのかな？
もうそこまで考えるようになってしまってるから末期だ。
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年5月2日 15時
