HAPPINESS ページ2
「なんで可愛そうなの？」
「決まってんじゃん」
「？」
「お前見たいなやつに負けてるからに決まってんだろ？」
「・・・・1回逝っとく？」
「冗談冗談！この誕生日の人はA以上に災難にあってるってことだろ？」
「まぁ」
「だから可愛そうなの」
「へぇ〜確かに可愛そう」
「だろ？」
「お、ラッキーアイテムだって」
「・・・なになに？『ダンボール』？」
「ぶぶっ！」
「ちょっと！なんで笑うのよ！」
「だってっ・・・ダンボールって・・・(笑)」
そんなに笑わなくたって良いじゃない！
「彼氏いないお前にピッタリじゃん？」
「はぁ？」
「寂しくて心が寒いものを暖める道具じゃんダンボールって」
「ダンボールは物を入れて運ぶ道具です！」
「えー？今のお前には最高のアイテムじゃん！」
「・・・それがそうでも無いんだなぁ」
「・・・は？」
私は和っちにあるところを指差して見せた
「『そんな貴方は今日、とても不思議なことが起きます』・・・これが何？」
「その不思議なことが運命的な出会いだったら？」
「・・・ないと思うけど」
「なんで？」
「だってお前の今日の運勢最悪じゃん？運命的な出会いがあるなら最悪なんかじゃないでしょ？」
「・・・分かんないじゃん！」
「すぐムキになんなよ！だから彼氏できないんだよ！」
「それとこれは関係ないでしょ！」
「お前ら！仕事しろぉぉぉ！！」
上司の櫻井さんに怒られた
「へっ、怒られてやんの！」
「はぁ？聞こえなかった？お前『ら』だから！あんたも入ってます！」
怒られても懲りない私たちは
自分の椅子に座った後も喧嘩するのが当たり前
・
「和っち〜！お昼行こう！」
待ちに待ったお昼タイム♪
「おう、先行ってて」
「ほーい」
意外なことにキーボードを打つのが苦手な和っち(ゲーム好きなのに)
だから、仕事の進む時間が少し遅い
なんで、この会社入ったのかなぁ？
いつも思う疑問だ
「おばちゃ〜ん！ラーメン1つ！」
「はいよ！」
食堂のおばちゃんから
番号札を貰い
いつもの席に座り、和っちとラーメンを待つ
さぁ、どっちが先にくるかな！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayu.(プロフ) - 有山しおんさん» ありがとう！ (2017年2月25日 14時) (
レス) id: bdb32fde39 (このIDを非表示/違反報告)
mayu.(プロフ) - おむらいすさん» サンキューでーす！ (2017年2月25日 14時) (レス) id: bdb32fde39 (このIDを非表示/違反報告)
有山しおん - みたよー！これからもがんばれ (2017年2月25日 14時) (レス) id: f730ccc125 (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす - うん！ガンバッ！ (2017年2月23日 21時) (レス) id: c1347a269c (このIDを非表示/違反報告)
mayu.(プロフ) - 爽蒼さん» 見てくださりありがとうございます！投稿見てくださってありがとうございます！感謝カンゲキ雨嵐(笑)頑張りますね！ (2017年2月23日 17時) (レス) id: bdb32fde39 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mayu. | 作成日時：2017年2月13日 21時
