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第五話 ページ8

一人プールのふちで黄昏ていたら後ろから押される。
不意打ちだったので避ける事も出来ず、そのまま水に落ちる。

「…!!なっ…ゲホッ…何するの!?」

「いや、だって暇そうだから」

「暇って…」

「ま、遊ぶだろ?んん?」

「…うん」

私は上着を濡らしていいのかと思いながら天馬さんの後ろをついていく。
天馬さんは何かをひらめいたように私の手を取り4人のいる方向に行く。
私は片方の手で前を閉める。

「繭良、俺の彼女になった」

「「「「「!?」」」」」

「ふぁっ…!?」

「ん?」

「…え?」

「あ”?」

「ん?天馬さん??」

いきなりで何が何か分からない。
何故こうなった。

「だから、コイツが今から俺の彼女なんだよ、異議あるか?んん?」

「「「異議しかない!!」」」

「私は別に」

「わ…私だって異議あります!!」

「じゃあ、一人ずつ」

「なんでだよ、繭良納得してねえじゃん」

「ろくろ…と…同じ…です」

「焔魔堂と同意見だ」

「な、なんでいきなりなんですか!!」

「まとめると、いきなりすぎたんだね天馬君?」

そう笑うAさん。
天馬さんはポンッと手をたたく。

「いきなりじゃなかったらいいんだよな?んん?」

「え、違…」

「ん?それってどういう意味…」

「じゃあ…夜に」

「「「「「え?」」」」」

***

場所は遊園地。
時間はちょうど六時。
まだ少し明るい。
そんな時に天馬さんの提案で遊園地に行くことになった。

「…色々あるな」

「あ!あっちに観覧車あるよ!!」

「あっちにカップケーキの奴もあるぜ!!」

「二人の…テンションに…ついて…いけない…」

「ん〜!じゃあ、最初はカップケーキの奴乗ろ!!」

「いいな〜じゃあ行こうぜ!」

***

「うっぷ…」

「大丈夫?士門」

「こんなんでヘタレるって弱いな、トリ丸」

「俺だけじゃないだろ…」

「紅緒とAが…強かっ…た…」

「あれでヘタレるのは…可笑し…い…」

「あっは、楽しかったぁ!!」

実は周りが普通のスピードで回ったいる時に、ろくろ、化野さん、Aさんのペアのカップがすごいスピードで回っていた。
とにかくろくろがかわいそうだった。
私、天馬さん、士門のペアだったんだけど、士門は序盤でアウト。
天馬さんはろくろたちのを見て爆笑していて。
私は士門の介護だった。

「じゃあ、次はジェットコースターで!」

「乗るのは俺と紅緒と繭良と天馬とAか?」

「いや、私もパスで」

「ん?分かった」

第六話→←番外編 繭良が感情を失ったら



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設定タグ:双星の陰陽師 , 天繭   
作品ジャンル:アニメ
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子桃兎 - 砂塵さん» うわぁーーーー!!!天馬いきなりだなーーーー!!!!繭良の反応が可愛い!!! (2017年4月9日 18時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)
子桃兎 - 砂塵さん» うん!頑張れぇえぇええーーー!!! (2017年4月7日 18時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)
砂塵 - あ、あ、めっちゃ頑張る!! (2017年4月7日 17時) (レス) id: 4a1c185b7d (このIDを非表示/違反報告)
子桃兎 - 砂塵さん» ちょっ、砂塵!!!めっちゃ続きが気になるんだけど!頑張って更新してくれ!!そして、続きを!!! (2017年4月6日 16時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)
子桃兎 - 優(小5)さん» だ、大丈夫......な、は、ず、さ (2017年4月5日 13時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:砂塵 | 作成日時:2017年3月24日 17時

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