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第一話 きれいな女性。 ページ2

私が其処に足を踏み入れた時には心臓が飛び出ていきそうだった。

「だれかいらっしゃいます…か?」

どたどたと大きな足音がする。
聞いたことのある声と、聞いたことのない少し低い声。
その声がどんどん近づいてくる。

「待って!新しい子そっちにいるから!みたらしだんご食べながら走らないで!?」

「うっせえ!新しいやつがいようがなんだろうがどうでもい…!?」

私の前で有馬さんに追いかけられていた女の子?がこけた。
その子が持っていたみたらしが飛んできて急いでキャッチ。
私は驚いたがすぐにその人に手を差し出す。

「…あ、あの、大丈夫ですか…?」

目の前の女の子?は私の顔を覗き、

「新しいやつか?んん?って俺のみたらしは!?…お前が持ってたのか」

「え…ええ…」

私の手にあるみたらしを取って、一礼して

「ありがとなー…んーと…」

「繭良君!!こっち来て!天馬君も!」

「あ、わかりました」「おー」

有馬さんに連れてこられた場所には十二天将と…私より三歳くらいうえの子。
その子が口を開く。

「私はA。あなたが音海…いえ,天若繭良かしら?」

「あ…えと…あの…天若繭良…です」

私は緊張していた。
黒髪が清楚で紅の眼。
その声は大人びていて正直驚いた。
化野さんとはちがった。まるで。

「…ろくろと化野さんの…子供みたい…」

その人の前に、有馬さんがたつ。

「今日から繭良君には十二天将として任務を頼みたいんだよ。」

「…任務…ですか?」

「そう!任務だよ!引き受けてくれないかい?」

「や、やらしていただきます!!」

「えっとねー、じゃあ、○○さんのおうちの小さい子が禍野に引き込まれ…ってあれ?繭良君は?」

「もういきはったで。まあ、行方不明なってから二〜三日はもう行ってしもたんちゃうんかな?」

「(;^ω^)」

「流石清弦たんの血を引いてるね」

「音海大丈夫か…?」

「って、天馬君は?」

「「え?」」

皆が見た席にはいるはずの天馬がいなかった。

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設定タグ:双星の陰陽師 , 天繭   
作品ジャンル:アニメ
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子桃兎 - 砂塵さん» うわぁーーーー!!!天馬いきなりだなーーーー!!!!繭良の反応が可愛い!!! (2017年4月9日 18時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)
子桃兎 - 砂塵さん» うん!頑張れぇえぇええーーー!!! (2017年4月7日 18時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)
砂塵 - あ、あ、めっちゃ頑張る!! (2017年4月7日 17時) (レス) id: 4a1c185b7d (このIDを非表示/違反報告)
子桃兎 - 砂塵さん» ちょっ、砂塵!!!めっちゃ続きが気になるんだけど!頑張って更新してくれ!!そして、続きを!!! (2017年4月6日 16時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)
子桃兎 - 優(小5)さん» だ、大丈夫......な、は、ず、さ (2017年4月5日 13時) (レス) id: 27c3ebe4f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:砂塵 | 作成日時:2017年3月24日 17時

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