【暗殺教室×東方project】双子の暗殺者がE組に来たようです【◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆＆空石雫月、合作】 (ページ26)

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初めて殺した時のことby空石雫月ページ26

十四年前─
『こいつを殺ればいいの？』
黒哉「ああ、そうだよ」
世界最恐の裏組織、暗黒の楽園…通称、アルテの首領室にて首領の夜臥黒哉とわずか６歳の少女、鈴谷奏が話していた
奏が手に持っているのはとある資料
『分かった。行ってくる。花音、詩音…ついてきて』
詩音「はい」
花音「はぁ～い」
奏は部下である柊花音と柊詩音を連れ、標的(ターゲット)の元へと向かった

数分後、標的は原型を留めていなかった
ここは標的が運営している孤児院の地下室、誰も来ない
まぁ、当たり前だが…
その中心でソレを殺った張本人の奏が冷たく死体を見下ろしていた
ちなみに柊双子は地下室の入口で誰も来ないか見張っている
『…ん？』
キラリっと、何かが光った
奏がそれに触れる
すると辺りは光に包まれた
光が収まった頃、奏の手にはとても深い傷がついていてこれでもかと思うほど血が流れ出ていた
奏はもろともぜすに石を拾い、握りつぶした
『…脆い』
だが…。まさか、と思い奏は握りつぶした筈の石を見た
石は元通りになっていた…
否、正確には元通りにではなく姿形はそのまま硬度だけ増したのだ
『潰すたびに、硬くなる…？』
奏はそれを確認するかのように石を銃で撃ち潰した
石はすぐに修復し硬度が増した
『…なるほど。花音』
奏は傷がつくのが自分だけなのか調べるため、花音を呼んだ
花音「はぁい？」
『来て。これを持って』
花音「分かりましたァ」
花音が持つ。辺りが光に包まれることも花音に傷がつくこともない
『ふむ…』
私にしか傷はつかないのか。そう良い。石をそこら辺に捨てる
『帰ろう』
花音「はぁ～い」
詩音「運転します」
花音「あの石は？」
『確か、標的が従姉妹の巫女から貰ったものだった筈だ』
私に傷がいったところを見ると霊力なりなんなりがこもってたみたいだな
『…厄介なことになったかもしれない』
奏は無意識にそういい。ため息をついた

[後書き]
勝手に石の正体決めちゃった←
ちなみに標的は分かった人もいるかもしれませんが鈴谷双子がいた孤児院の院長です！