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side.JEES
今日も、この4人で練習していた。
1年前、練習生で組んだこの4人グループ。
俺は、このメンバーが好きだったし、このメンバーで満足していた。
このメンバーでデビューする気でもいた。
普段は俺たちの練習中には絶対に練習室に入らない社長が今日は、『みんな、一旦練習を中断して』とまで言った。
めずらしいこともあるもんだな、と思っていると、少し小柄な女の子。
でも、俺たちと目が合うなり、苦しそうな顔をすると、連れの女性の後ろへ隠れてしまった。
その小さい体で、何を背負ってきたのか。
分かるはずもないが、その苦しそうな表情ひとつで、今までとても辛い経験をしてきたんだと、そう感じた。
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作者名：Lily | 作成日時：2018年3月18日 19時
