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アイドル ページ6

朝 インターフォン
見ると金髪サングラス

貴方) え?

紫耀) すいませーん ごめんくださーい

貴方) ごめんくださいって 笑

紫耀) 早速 来ました…宜しくです!

貴方) 来ましたって 私の所で?

紫耀) あれ? マネージャーから連絡なかったですか? 僕の部屋 誰でもお邪魔出来ないんです。
ん? お邪魔じゃないか お入り?あれ?
わかんないや 笑 ごめんなさい
とにかく事務所の決まりで…すいません

突然そんな事を言われても うちには何も無い
どーしよう

貴方) 実は引越したばかりでテーブルも何もないんですけど…事務所の決まりじゃ仕方ないですよね
今 開けます。

ドアを開けると…いない? え?

あっけに取られていると向かいのドアが開きガタガタっぶつかりながら小さな折りたたみのテーブル
そして 入れすぎて破けそうになってる紙袋を提げた奴が居た。

紫耀) これがあればOKでしょ?
あ、ごめん この紙袋持ってくれる?

貴方) わかった ありがとう

奴はささっと私の部屋に入ると不思議そうに辺りを見渡した。

紫耀) マジか…

そう言うと ネットで見た笑顔全開で私に近づくと
右手を出し 急でごめんね 宜しくお願します
と 言った。

そうだ 今日はサングラスをしていない。

あまりのキラキラ笑顔に胸の奥で小さな音が鳴った。

第1印象とは違い奴は真面目で一生懸命に私の英語を聞いた…
たまにトンチンカンな事もあるけどそれでも
吸収は早い。 このペースなら早めに切り上げる事が
出来そうだ。
夢中で会話を進めていると

紫耀) 〇〇さん 夕飯はどうしてるの?

貴方) うーん 適当に…

紫耀) 僕さ どーも1人でご飯食べるの無理なんだよね〜 今からさ ご飯屋さん 行かない?

貴方) え? ダメでしょ
バレたら大変 私 また無職になっちゃう

紫耀) 大丈夫! 変装バッチリだから

実際うちには何も無いし 仕方ないから外食に行く事になった

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作者名:Korokoro.s | 作成日時:2019年11月2日 17時

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