ステージ ページ26
ライブ当日 マネージャーさんが迎えに来た
手には紙袋を提げている
マネ) これ 紫耀からなんですけど
やっぱり軽く変装してもらいますね
大丈夫ですか?
貴方) はい 大丈夫です
紫耀から預かったと言う紙袋の中から出てきたのは
黒縁メガネに金髪のウィッグとニット帽
マネージャーさんと目が合った途端に私達は大笑いをした 緊張していた心が和らいだ
マネ) 紫耀らしいよ なかなかやってくれますね笑
貴方) ホントに…
私は頑張っそれ等を身につけて 少しボーイッシュな服を来て 会場へ向かった。
用意された席はセンターステージから真っ直ぐ
スタンドの1番前だった
周りでは 紫耀が何を発言するのかその話しで
盛りあがっている
なかには 泣いている子もいた。
私は いたたまれなくて 手を握りしめていた。
ライブが始まり メンバーのMCが始まった
リーダーの岸くんが 今日は紫耀から大事な話しがあります。どうか ペンライトを消して静かに聞いてあげて下さい。
そう言うと 紫耀がステージの真ん中まで出て来た。
紫耀) ファンの皆さん 色々ごめん
いつも沢山応援してくれてホントにありがとう
俺 大切な人がいるんだ
それは 俺がこの先どんな事になっても 守って行きたいって思える人だった
ごめんな みんな でも 俺 平野紫耀は 変わらない
今まで以上に 頑張る
メンバーや関係者の方々に迷惑かけた分
皆を不安にした分 恩返しをする
途中紫耀は泣いていた
メンバーが紫耀の肩を抱く
その時 会場はペンライトの光で一気に光り輝いた
そう その色は紫耀のイメージカラーだった
ありがとう
ありがとうと泣きながら何度も言う紫耀
会場は拍手と、紫耀おめでとう!!私達はついて行くよ!!と 凄い声援が飛び交っている
ありがとう紫耀
うれしいよ うれしいよ紫耀
貴方に逢えて良かった
会場にはシンデレラガールが流れる
泣きじゃくる私をマネージャーさんが頭をなでてくれた
マネ) そんなに泣いたら バレちゃいますよ
それでなくても 紫耀がチョイスした変装
微妙なんですから 笑
貴方) はい 笑
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作者名:Korokoro.s | 作成日時:2019年11月2日 17時