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繋がれた手 ページ23

朝 紫耀も少し緊張している
あれから 紫耀の携帯はヒートアップしそうだ

現地の空港へは何とかやり過ごしても日本はこうは行かないだろう
岸君からのLINEでは案の定 トップニュースになっている メンバーもかなり大変だったみたいだけど
堂々と帰って来いよ!最後に書かれていた。

飛行機の中でもチラチラと私達を見る人がいて
その度 繋がれた紫耀の手に力が入る。

空港には沢山の人 カメラの数が凄い事になっていた。私達は係の人と事務所の人に警護されながらも
少しずつ前へすすんだ。
紫耀はそんな中でも 帽子もサングラスもせずに
アイドルスマイル、何人もの人が質問をなげかけてくる中 1人の人が私の腕を掴み マイクを突きつけてきた

記者) 平野紫耀さんの大切な人は貴方で間違いないですね、いつからのお付き合いなんですか?
ファンの方に一言お願いします

その瞬間繋がれた紫耀の手が離れた
私はものすごいフラッシュと緊張でその場で倒れてしまった
薄れる意識の中 紫耀が私の名前を叫ぶのが聞こえる



気がつくと私は病院のベッドにいた
ベッドの横にはマネージャーさんがいた

マネ) 軽い貧血みたいですね…良かった…

貴方) 紫耀は…あの…紫耀は

マネ) 紫耀は今 事務所にいます。
貴方が倒れて紫耀はあの場で貴方を抱きかかえ
どけ!どけ!と泣きながら貴方を車に乗せこの病院へ運んだんです。

貴方)…あ…わたし…とんでもない事…
どうしよう…どうしよう…

マネ) 私にも責任があります。少し時間がかかるとおもいますが …退院したら 暫くはこちらが用意した
マンションへ行ってもらえますか?
記者の方が、張り込むと思うので

貴方)…

恐る恐るテレビをつける
あの時の映像が映し出されていた。
おびただしいフラッシュの中紫耀が私を抱き抱えていた。

携帯を見ると同僚から何通ものLINEが入っていた

ビックリしたよ
でも 今はそんな事言ってられない
大丈夫? とにかく周りの誹謗中傷は無視して!
落ち着いたら 連絡待ってるから と…

紫耀…貴方は大丈夫なの?

貴方の手を離してしまった私

大変な事になっている

覚悟はしていたはずなのに 怖くて不安で
身体が震え 涙がとまらなかった

しょう ルーム?→←決心



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作者名:Korokoro.s | 作成日時:2019年11月2日 17時

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