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二人の部屋 ページ20

落ち着かなくて少し早めに家を出た。
マンションを眺めていると色んな思い出が甦る
ドキドキしながら エントランスに入りエレベーターを待つ 14階を押してドアが閉まる
その瞬間 ドカッと乗り込んで来た男

金髪 サングラス

貴方) 紫耀! 紫耀…

紫耀) タイミング バッチリでしょ?
やっぱり これから始めなきゃ! でしょ?
…行こ 俺らの部屋だよ

鍵を開ける
午後の光が大きな窓を通りぬけている。
その真ん中に あの折りたたみのテーブル

紫耀と私は小さなテーブルを挟んで座った。

紫耀は私が来るまでエレベーターのタイミングを
リハーサルした事や テーブルを何処に置くか悩んだ事とか 面白可笑しく 話してくれた。

紫耀) ○○… やっと会えた

紫耀の手が私の肩を引き寄せる
懐かしい紫耀の香り
何度もキスをして …紫耀は少し照れて笑った

紫耀) 来月 海外のライブが決まったんだ
○○ に 来て欲しい。見て欲しいんだ。

そう言うと チケットの入った封筒を渡された。

紫耀のライブ
今度は ちゃんと見たい
嬉しかった

紫耀) さて、オーナーさん
お昼はどーしますか? 笑

貴方) ん〜私 胸がいっぱいで…

紫耀) ふふ 俺もあんま時間ないしなぁー
あ! いいものあるわ! ほら!

紫耀は自分のリュックから ガサガサとテーブルに
袋を出した。

ぬれおかき 笑

紫耀) マジうまっ! ○○も食べて!
ハマるんだよなぁーこの食感!

ふふ… キラキラの紫耀も好きだけど
今 目の前にいる 私だけの紫耀 …

大好きだよ… 泣けちゃうくらい

いろんな紫耀→←借主



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作者名:Korokoro.s | 作成日時:2019年11月2日 17時

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