アイドルのあなたとマネージャーの私 (ページ20)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:15,344 hit

17話ページ20

全)「「「お疲れ様でしたー！！」」」

時間が少し押しちゃった部分もあったけど、無事に撮影が終わった。
みんなが着替えに行っている間に、監督やスタッフさんに挨拶を済ませる。
最後に万里さんに迎えの車を頼んで、みんながいる控え室に向かう。

"ｺﾝｯｺﾝｯ"

扉をノックし、中からの返事を確認してから中に入る。

『お疲れ様〜、みんな帰り支度できた??』

環)「おー、バッチし。」

グッと親指を立てて答えてくれた環に、私もつられてグッと返した。
昨日から思ってたんだけどさ,,

____環くんってちょっと、いや"かなり"かわいくない??(((

三)「おーい、さくら？顔が緩みまくってるぞ」

『..へぁ?! やばい、やばい』

三月に言われるまで気づかなかった。
ペチペチッと軽く頬を叩いて元に戻す。

『戻った？』と三月に聞くと、半笑いで「戻った、戻った」と言われた。半笑いで!!

『...忘れ物ないねー？そんじゃ、車までレッツゴー！』

「「「ゴー！」」」

私の掛け声に乗ってくれるのはお察しの通り、環くん、陸くん、ナギくん。
うん。ノってくれるのはいいんだよ??一人で言ってると涙が出てくるから、返してくれると嬉しいし。
でもね、??

・

・

「『三人ともどこ行くの?!／行くんですか?!』」

あ、一織とハモった。やったぜ♪

『ｺﾎﾝｯそーじゃなくて。駐車場はこっちだよ』

一)「まったく、どうしたら自信満々に真逆の方向に進もうと思うんですか」

陸)「ｴﾍﾍｯごめんごめん、間違えちゃった(照)」

え、今の陸くんさ。めっっちゃ可愛くない??!
さすが天使。
初めて見た時から君は天使だと思ってたよ((

環)「ナギっちが右に行くから」

ナ)「oh..ワタシのせいですか?!」

大)「まあまあ落ち着け、ナギ。」

壮)「とりあえず万里さん待たせちゃってるし、今度こそ駐車場に向かおうか」

三)「そーだな！行くか！」

壮五さんのお陰で場が纏まったので、改めてみんなで駐車場に向かった。

ちゃんと誰も迷子にならずに行けたよ！((