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「え？」
彼女の最後の言葉をもう一度聞きたい
今、なんて？
「それは、どういう...？」
「いえ、別に」
凛とした顔で目を伏せた彼女
「あの、すいません」
「はい？」
「好きになっちゃいました」
「...え？」
思わず告白をしてしまった
さっき、ていうか、出会いから30分も経ってないのに告白だなんて
理性とか、そんなの無視で
本当に好きになっちゃった
「本気ですか？」
「本気です！さっき会ったばかりだし、お互いのこと何も知らないし、ハッキリ言ってオレ、このバスには何も用事なくて行く場所も違うし、でも外から見えた貴方に一目惚れしちゃって...！」
必死すぎるオレに対して、少し目を開いて見つめる彼女
「ナンパも初めてだし、軽い男だって思うかもしれないけれど、今日話しかけないとこの先会うこともないと思って、そんなの絶対に嫌で！」
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作者名：まーこ | 作成日時：2016年3月31日 14時
