仲間 ページ9
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亜嵐side
その場から動けなかった俺を引き戻してくれたのは
急いでやって来たお父さんだった
H「亜嵐！」
亜「お、お父さん、どうしよう、俺のせいで、！」
H「違う、お前のせいじゃない。大丈夫だから。」
亜「Aが…！Aを助けて…！お父さん、！」
H「落ち着け亜嵐！！…大丈夫だから。」
血だらけの俺を、優しく抱き寄せてくれたお父さん
その温もりに安心して、泣きじゃくった
H「他のみんなも落ち着け。Aなら大丈夫。絶対助かるから。」
龍「でも、あんな血だらけになってたし、」
裕「はやく、病院行きましょうよ、はやく、！」
隼「Aに会わせてください、」
メ「玲於、大丈夫だから泣くな、」
玲「メンさん、おれ、助けられなかった、」
涼「誰も悪くないよ、」
メンディーくんと涼太がみんなを落ち着かせてくれた
玲於と隼は、何も言えずに固まって泣いている
スタジオの中は大混乱
落ちてきた大きい照明の破片が飛び散っていたり
生放送中の番組を中止にさせるために
スタッフさんが動き回っている
俺達の周りには、いつの間にか
EXILE TRIBEの皆さんが集まっていた
きっとお父さんが呼んでくれたんだよな…
H「とりあえず、今日はみんな家に帰ってほしい」
ATSUSHI「こんな状態になってるジェネを放っておけないですよ！それに、Aちゃんも…」
H「俺がジェネと一緒に病院に行くから大丈夫だ。とりあえず、マネージャーに車を回させる。」
TAKAHIRO「HIROさん、俺達も行かせてください！Aちゃんだって、俺達の大切な仲間です。
EXILE TRIBEの一員です。」
「「…お願いします。」」
H「…わかった。とりあえずは俺とジェネで行くから、また連絡する。」
「「…ありがとうございます！」」
EXILEさんや、三代目さん、ランページのみんなが
楽屋に戻っていく中、一人俺の前に立ち止まった
顔を上げると、ボロボロの翔吾が居た
翔「…亜嵐さん、Aの事 お願いします、」
そう言い残して、すぐにスタジオから出て行った
その後ろ姿は弱々しくなっていた
…A、お前が帰ってくるのをみんな待ってるから
だから、お願いだから、
絶対、死ぬなよ…
放心状態の俺達を、代わりのマネージャーが
楽屋まで連れて行ってくれて
俺の手についた血を拭き取ってくれた
楽屋には、Aの荷物がまだあって
それを見て、また俺達は泣き叫んだ
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さくらんぼ(プロフ) - coffeepigさん» 温かいお言葉ありがとうございます(＞＜)なかなか更新できてなくてほんとすいません。。頑張ります！ (2018年9月15日 6時) (
レス) id: 0cb596753f (このIDを非表示/違反報告)
coffeepig(プロフ) - このお話最近読み始めたんですけどほんと好きです...！これからも更新頑張ってください！！ (2018年8月31日 20時) (レス) id: f378dd4fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年8月2日 0時
