泣いてた ページ6
.
広臣side
今日は、某音楽番組に生出演するから
ジェネと同じスケジュールだった
もちろん、Aも同じだから嬉しいわけで…
朝から俺はニヤケっぱなし。
ついには相方にも 気持ち悪い と言われる始末
しょうがねぇだろー…
喉乾いたから、自販機に水を買いに来たら
最近よく見る女の人が喋りかけてきた
頭の中はAの事でいっぱいだったけど
さすがに俺の立場上、無視するわけには行かねぇし
適当に話を聞いていた
もう帰ろうかな、と思ってた時
突然 俺へのボディタッチが多くなった
まるで誰かに見せつけるように
臣「あの、もう帰るんでいいですか？」
「あ、ごめんなさいっ！お仕事、頑張ってくださいね♡」
臣「ありがとうございます」
…あーゆう、語尾にハートが見える感じの人、どうも苦手なんだよな
どうせあの人も 俺の顔が目当てだろうな
もう慣れたし、いいや
それに俺にはAがいるから
リハーサルが終わってから、Aに会いに行こうと思って
スタジオ内をウロウロしてたんだけど
どこにもAが居なくて驚いた
あいつ、どこいってんだよ…
そんなこと考えてたら、スタジオに岩ちゃんが入ってきた
胸元を見れば、濡れてるシャツ
…まさか、な
岩ちゃんに、Aの居場所を知らないか聞いた
臣「岩ちゃん、あいつ知らねぇ？」
岩「…Aちゃん、泣いてたよ」
臣「え？なんで？」
岩「そこまでは聞いてない。でも、泣いてた。」
…泣いてた？なんで？
俺、なんかしたっけな
後でまた、Aを探そう
ったく…泣くなら俺の所にこいっての
龍「亜嵐くん〜Aがおらへん〜」
亜「うそ、あいつどこ行ったんだろ」
玲「楽屋に居るんじゃない？あいつの事だし、寝てそう笑」
隼「どこでも寝るからな〜笑」
向こうから聞こえてきたジェネの会話
やっぱりジェネの所にもあいつ居ねぇの？
まじでどこいった？
時計を見れば、１９時５５分を指していた
あと３０分後に、まさかあんなことが起きるなんて
思ってもいなかったんだ
この時、Aを探しに行っておけば
きっとあんな思いはしなくてよかった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくらんぼ(プロフ) - coffeepigさん» 温かいお言葉ありがとうございます(＞＜)なかなか更新できてなくてほんとすいません。。頑張ります！ (2018年9月15日 6時) (
レス) id: 0cb596753f (このIDを非表示/違反報告)
coffeepig(プロフ) - このお話最近読み始めたんですけどほんと好きです...！これからも更新頑張ってください！！ (2018年8月31日 20時) (レス) id: f378dd4fbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年8月2日 0時
