覚えてる？ ページ21
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翔吾side
翔「あの、亜嵐さん。少しお時間頂けますか、」
亜「お、翔吾。ちょっと待って！」
今日は昼前に仕事が終わったから
亜嵐さんの所に来た
もちろん、その場にはジェネの皆さんがいるから
隼さんも居るわけで、、
チラッと隼さんを見たら
タイミングよく隼さんも俺の事を見た
なんとなく気まづくてペコッとお辞儀して
すぐに目を逸らした
それから少ししてから亜嵐さんが俺の所に来た
亜「ごめん、遅くなった！」
翔「大丈夫です！あの、少し相談があるんですけど、」
亜「うん？」
翔「…俺って、Aに会いに行ってもいいんですかね、
すごく、迷ってて、、」
俺がそう言ったら
驚いた顔をしてからすぐに笑顔になったんだ
それを見てオドオドしてたら、俺の肩を叩いて
亜「今から暇？俺今から行こうと思ってたけど一緒に行こう！」
翔「え、」
亜「大丈夫、もしかしたら翔吾の事だけ覚えてるかもしれないし。な？大丈夫だから。」
その言葉に、少しだけ ホッとした
亜嵐さんが言う言葉には何か力がある
有無を言わせない感じで
一人でスタスタ歩いて行ったから
俺はその後ろを静かに着いていった
亜「A、来たよ〜」
『あ、お兄ちゃん！』
病室に慣れてる感じで
普通に入っていったからビックリした
そんな簡単に入れねぇよ、、、
なんて思ってたら亜嵐さんが笑いながら俺に手招きした
亜「A、こいつは『…翔吾、くん、？』…え？」
亜嵐さんが俺を紹介しようとして
Aの前まで連れてきてくださった時、
Aが俺の目を見てそう呟いた
もしかして、覚えてる？
翔「…A？」
『しょーごくん、しょーごくん、、！』
そう言って涙を流しながら俺に抱き着いてきた
俺と亜嵐さんは、突然の事で混乱してたけど
亜嵐さんが席を立って
俺にコソッと ちゃんと想い伝えろよ って言ってから
そーっと病室を出て行った
翔「…A、顔上げて？」
『しょーごくん、』
翔「なあに？」
『わたし、翔吾くんと付き合ってないの？
なんで？私は翔吾くんの事が好きなんだよ？』
翔「A、落ち着いて」
『しょーごくん、』
顔を上げたと思ったら、そう告げられた
…そっか、俺以外の記憶が無くなったから
俺との思い出しかないのか
…まだAの中では、俺の事を好きなまま、か
これを聞いた俺はどうしたらいいんだろう
…臣さんは、隼さんは、どうなるんだろう
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さくらんぼ(プロフ) - coffeepigさん» 温かいお言葉ありがとうございます(＞＜)なかなか更新できてなくてほんとすいません。。頑張ります！ (2018年9月15日 6時) (
レス) id: 0cb596753f (このIDを非表示/違反報告)
coffeepig(プロフ) - このお話最近読み始めたんですけどほんと好きです...！これからも更新頑張ってください！！ (2018年8月31日 20時) (レス) id: f378dd4fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年8月2日 0時
