オジサン ページ1
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Aside
あれからすぐに撮影があったから
みんなにはスタジオに行ってもらった
まだ震えていた私を、みんな心配していたけど
でも仕事は仕事だしね
大丈夫っていって無理やり部屋から追い出した
はあ、
私これからもずっとこうやって
あの人に怯えながら生きていくのかな、
あのオジサン、すごく怖いし気持ち悪いし
嫌な気持ちしかしないけど
でも、警察に突き出すのもなんか違う気がする
だってあの人は、私の事を純粋に好きって言ってくれてるんでしょ？
違うかもしれないけど、でも
人を好きになってしまって
それが少しだけ、歪んだ愛になっちゃっただけでしょ？
きっとこうやって言ったら
バカだなあって臣は笑うんだろうな…笑
でもはやめにあの人に会いたいな
そうじゃないと気が気じゃないから
臣「A〜」
『あ、臣お疲れ様』
臣「ジェネは？」
『スタジオに行ったよ〜』
臣「もう仕事終わったから帰ろっか。亜嵐に連絡しときな？」
『うん、わかった』
お兄ちゃんに連絡してから
臣と手を握って事務所を出た
受付のお姉さんにすごい睨まれたけど
気にしない、気にしない。
臣「もうすぐ夏だな〜、あちぃ」
『ほんとだ、痩せなきゃ笑』
臣「そのままでも可愛いからいいよ」
『そうやって甘やかすの禁止！』
臣「ふは、じゃあ寝る前のアイス禁止だな」
『…それはダメ！』
ダイエットじゃないじゃん、なんて言い合いながら家まで向かった
そしたら、家の前に見たことあるオジサンが居た
あ、あの人だ…！あの人が、私のストーカーだ
臣がオジサンを見つけた瞬間
私の手を離してあの人の所まで走っていった
『臣、！待って、一旦落ち着こう？』
臣「A、こいつのせいで泣いてたんだろ？ほっとけねぇよ」
『この人と、話がしたいの。お願い。』
臣「…はあ、好きにしろ」
ちょっとだけ怒っちゃったけど
でもそれでもこの人とは話をしたいから…
臣ごめんね、っていう気持ちを込めて
ほっぺにちゅってキスをした
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さくらんぼ(プロフ) - coffeepigさん» 温かいお言葉ありがとうございます(＞＜)なかなか更新できてなくてほんとすいません。。頑張ります！ (2018年9月15日 6時) (
レス) id: 0cb596753f (このIDを非表示/違反報告)
coffeepig(プロフ) - このお話最近読み始めたんですけどほんと好きです...！これからも更新頑張ってください！！ (2018年8月31日 20時) (レス) id: f378dd4fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年8月2日 0時
