特別 ページ9
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Aside
そんな感じで無事に取材と撮影が終わった
あれ、もう夜の6時?
時間が経つの今日すごい早かったな、、
亜「A〜、今日俺の家来る?」
『あ、ううん!今日はこれから用事あるから』
亜「え、誰と?大丈夫?」
『大丈夫だよ、だって相手は』
隼「僕っすもん笑 だから亜嵐くんは安心して家に帰ってください!一緒に帰るんで!」
亜「は!?ちょっと待て隼!聞いてない!笑」
隼「だって言ってないもん!笑」
この二人、ほんとに仲良いよね笑
他のみんなは じゃれている二人を横目で見もせずに
私にばいばいって言ってから帰っていった
…一人を除いて、ね
涼「A、気を付けて帰ってね」
『うん!りーくんばいばい』
涼「ばいばい」
そう言って私の頭をぽんぽん、と撫でてから
部屋を出ていった
それを見ていたはーくんがすぐこっちに寄ってきて
ぎゅーって抱き締めてきたの
『はーくん?どうしたの?』
隼「…独占欲が出た」
『ふふ、はやく帰ろ?お腹空いちゃった』
隼「うん。あ、待って?Aこっち向いて」
何も言わずに振り向いたら
丁度 私のおでこに ちゅってキスしてきたの
びっくりしておでこを抑えたら
その隙に唇にも、ちゅってキスしてきたの
目を真ん丸にしてはーくんを見つめたら
私の好きな笑顔で私を見つめ返してきたの
楽しそうに笑ってて、私もつられて笑っちゃった
隼「ふは、はい。帰ろ?」
『ふふ、うん。』
手を差し伸べてきたから、素直に私も手を繋いだ
この手の温もりが今の私には心地よかったの
丁度いい、温かさ
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家に帰る前に二人でスーパーに寄って野菜とか色々買ってから帰った
今日はね、はーくんのリクエストでハンバーグなの
久しぶりに作るからちょっと自信ないけど、
はーくんの為に頑張って作ろう
タマネギとか卵とかと一緒にミンチをこねてたら
いつの間にか隣にはーくんが居てびっくりした
あれ、そんなに私 集中してた?
隼「Aって何でもできるんだね」
『そんなことないよ笑 もうすぐできるから待ってて?』
隼「んー、ここで待ってるね」
『…? うん!』
なんでだろう、いつもならこんなに集中して作らないのに
安心するからかな
はーくんだから大丈夫だって思ったからかな
やっぱり私にとって
はーくんは、みんなとは違う
ちょっとだけ特別な存在
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moka(プロフ) - この作品大好きです!次の更新も楽しみにしてます!早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年6月15日 19時