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落ち着く ページ49

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Aside



…また溜め息ついてる

さっき、私に飲み物を渡してから
椅子に座ったはーくんを見てるんだけど
何回も何回も溜め息ついてるんだよね



…なんでだろう?

そういえば、はーくんが元気ないのは
一昨日くらいからだよね

その日は確か、私が泣いてた時だ


…オジサンが、私を見て笑ってきた時だ、
…まだ、あの人の笑顔が消えないの




…ダメだ、考えただけで震えてきた

…やだ、怖いよ、

…臣、助けて、




亜「…A?ちょ、どうした!?」


涼「え、震えてるよ!?A、落ち着いて?」


裕「臣さん呼んでくるわ!」




みんなが私の名前を読んでるけど、
それに応える事ができなくて

耳を塞いでその場に座り込んじゃった






その時、大きい声で私の名前を呼んでくれたのは






隼「A!」






あの時、助けてくれたはーくんだった


耳を塞いでいた私の手を優しく取って
目線を合わせてくれた




隼「ゆっくり深呼吸して?」


『はあ、っは…おみ、は?』


隼「来てくれるから、とりあえず落ち着いて?」


『ふぅ、っ、ぐすっ…』


隼「大丈夫、大丈夫。」




…はーくんの声、落ち着くなあ

私が深呼吸してる間は
私の両手をぎゅっと握ってくれていた


それが今は安心できたの

この前は、握りたくなかったけど
でも今は 離さないで って思ってる



その時に、タイミング良く臣が入ってきた




臣「A!」


『おみ…!』




急いで入ってきて、ぎゅっと抱き締めてくれた

頭をぽんぽんしてくれて
それだけで大丈夫になったの


不思議だよね、
ついさっきまでは はーくんが両手を握ってくれてて
それで安心できてたのに


…こんなフラフラしてたらダメなのに

ほんとに私は、ダメな人間だ、




臣「ごめん、俺すぐ戻んなきゃ行けなくて、」


『…おみ、』


臣「ごめん、すぐ終わらせてくるから。
亜嵐、こいつ任せてもいい?」


亜「あ、はい!」




泣いてる私に ちゅっ てキスをして
慌ただしく楽屋を出ていった





.

玲於→←気のせい?



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moka(プロフ) - この作品大好きです!次の更新も楽しみにしてます!早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年6月15日 19時

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