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飴ちゃん ページ47

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Aside



朝起きたら、目の前には愛おしい人の顔
薄く空いている唇に指を這わすと

ん…って少し声を出した


そのまま両手で臣の顔を包んで
鼻にちゅってキスをしたら
くすぐったそうに顔を歪めた


ふふ、可愛いなあ…




臣「…A?」


『あ、起きた?』


臣「…まだはやいじゃん、もっかい寝よ?」


『だめ。…寝ちゃやだ、』


臣「…どうした?寂しかった?」


『(頷く)…だから起きて、』




私がそう言ったら、臣が起き上がって
上半身をベッドヘッドに預けて
私を膝の上に座らせた

お互い身に何も纏っていないから
もちろん裸なわけで…


臣が片方の口角を上げて
すっげえ エ ロイ、最高
なんて言ってキスしてきたの




『んっ…もっと、ちゅー、』


臣「…甘えたいの?可愛い、」




離れるのを惜しむように
ずっとキスしてた

部屋に響くのは、リップ音だけ




臣「ん、ちゅ…A、そろそろ時間」


『んぅ、やだあ…』


臣「じゃあ休む?」


『…だめ』


臣「ふは、シャワー浴びてくる」




最後に触れるだけのキスをして
ベッドの下に乱暴に散りばめられた服を集めて
寝室から出ていった


臣が出ていってから、もっかいベッドにダイブした

…することないなあ
もういっかい、寝ようかな







臣「A、起きて」


『…ん、おみ?』


臣「ごめん、なんか早く来てって連絡きたから先に行くな」


『まって、キスして、』




触れるだけのキスをしてから
珍しく私から、深いキスをした

臣は一瞬驚いたけど、すぐに応じてくれて


しばらくしてから唇が離れた
双方の口からは、銀色の糸が垂れていた


それを見て臣は微笑んで




臣「行ってきます」


『行ってらっしゃい』




さて、私もシャワー浴びて
事務所に行く準備しようかな


さっき臣が着ていた服は
昨日買ったばかりのお揃いの服

私もそれを着て
メイクは臣の大好きなナチュラルメイク
今日の髪はストレートにしよう




『…よし、行ってきます』




部屋を見渡して忘れ物が無いことを確認して
小さく呟いて家を出た






いつもより ルンルン気分で歩いていたから
いつも声を掛けてくれるおばちゃんも

今日はいつもよりも可愛いねえ

なんて言ってくれて
おまけにイチゴ味の飴ちゃんも貰えた



ふふ、今日は良い一日になりそうだなあ





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moka(プロフ) - この作品大好きです!次の更新も楽しみにしてます!早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年6月15日 19時

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