応えたい ページ5
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Aside
…んー、頭痛いなあ、
目を開けたらいつも通りの見慣れた光景だった
あれ、私どうやって家に帰ってきたんだっけ
…ま、いっか。もう一回寝よう
そう思って寝返りをうったら
隣にはいるはずのない人の顔があったの
しかも鼻と鼻がくっつくぐらいの距離だし、なんならくっついたし、
腕はがっちりとお腹にホールドされてる
逆を向きたくても向けないし…
もー、どうしよう…
はーくん、なんでいるの、？
…そういえば、昨日お兄ちゃんとはーくんが迎えに来たんだっけ？
じゃあ、お兄ちゃんは？
もしかして、萌さんの事、送ってくれたのかな
それならいいんだけど
問題は、はーくんだよ
この状況はどうしよう…
てか、はーくん寝顔かわいすぎるよ
あまりにも可愛くって頭を撫でちゃった
そしたら動き出したの
え、ちょっと待って、！
隼「…んー、」
『っちょ、はーくん、！』
隼「はなれんとって…」
…寝ぼけすぎ。
ただでさえ近かったのに、ぎゅってするからもっと近くなった
ちょっと顔を近付けたら、キスできる距離
…だめだめ、ほんとに心臓が持たない
無理やり体をよじって その場から逃げた
…っはあ、やっと出れた、
もお、ただでさえかっこいいのに、あんな距離に居たら死んじゃうよ、
寝ているはーくんを寝室に残して、シャワーを浴びに行った
.
シャワーを浴びてる間、ずっとはーくんの事を考えてた
…なんであんなに真っ直ぐ、私なんかを…
はあ、私のダメな所だよ、これ。
私なんか、なんて言っちゃダメ
そう言ったら はーくんの気持ちを踏みにじることになる
私だって、はーくんの気持ちに応えたい
でも今の私じゃダメなんだよ
まだダメ、今のままじゃ翔吾くんみたいに傷付けちゃう
…私は幸せになっちゃいけないんだよ
そう呟いた瞬間、外が騒がしくなったと思ったら
お風呂場のドアが開いた
入ってきたのは 青白い顔をしたはーくんだった
隼「っはあ、っ、Aちゃん、」
『えっ、はーくん？』
隼「っ、A、A…、」
私をぎゅって抱き締めて離さないし
ずっと過呼吸みたいになってる
存在を確かめるようにハグをして
私の目を焦点が合わない目で見てから
何度も触れるだけのキスをしてきた
隼「ん、はあっ、…」
『んぅ、…はーくん？私はここにいるから。離れないよ』
そう言っても離してくれなくて
とりあえずバスタオルを取って体に巻いて
はーくんの手を取って二人で部屋に戻った
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moka(プロフ) - この作品大好きです！次の更新も楽しみにしてます！早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (
レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年6月15日 19時
