優しすぎて ページ35
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Aside
今日の仕事も順調に終わった
みんな帰るかな、と思ったら全然帰らなくて
『みんな帰らないの?もう23時だよ?』
龍「いや、Aちゃんは?どうするん?」
『あ、私?もうすぐ臣が来ると思うけど…わかんない。今日来るの遅いね』
裕「じゃあここで待ってる」
『…私の事を心配してくれるのは嬉しいよ、ありがとう。でもみんなにはちゃんと疲れを取ってもらいたいし、はやく帰ってほしいな、』
涼「とにかく、Aが帰るまでは多分みんな帰らないと思うよ?ほら、みんなでなんかして待っておこうよ」
そう言って、みんなが遊ぶものを考え始めた
みんなが優しすぎて 逆に辛いなあ
私のせいで無理させているし
はやく疲れを取ってほしいのに…
30分くらいみんなで遊んでいたら
臣から電話がかかってきた
臣「ごめんA、遅くなった。今どこにいる?」
『3階の楽屋に居るよ』
臣「わかった、今から行く」
臣との電話を切って
みんなに 臣がもうすぐ来る と伝えたら
帰る準備をし始めた
裕「じゃあまた明日な、A」
龍「おやすみA〜愛してるぜ〜」
『りゅーくんありがと。笑 おやすみ みんな』
臣が来るまで残っていたのはお兄ちゃんだけ
帰らないの?って聞いたら
可愛い妹を一人にできないから って
本当にシスコンすぎてびっくりするよ笑
とか言いつつ、二人で写真をいっぱい撮って
それをお兄ちゃんはモバイルに上げたの
そしたらTwitterが大炎上
あ、いい意味のね?
…臣、まだ来ないのかな
臣を待ってる間に眠くなっちゃって
お兄ちゃんに膝枕してもらって
うとうとしていたらドアが開いた
臣「おまたせ…って亜嵐、悪ぃな」
亜「お疲れ様です!いえ、全然大丈夫です」
『臣、遅いよ…眠い…』
臣「ごめん、思ったより長引いちゃった。今ここで寝たら置いてくよ?笑」
『やだ…』
臣の首に腕を回したら
も〜、って言いながら抱き上げてくれて
そのまま立たされた
ほら、帰るよ?って甘い声で言われたから
なんか急に甘えたくなっちゃって
ちゃんと立って臣の手を握った
臣「じゃ、亜嵐また明日」
亜「はい!失礼します!Aまた明日な」
『お兄ちゃんバイバイ』
お兄ちゃんの背中が遠くなっていったと思ったら
急に目の前が暗くなったと思ったら
唇に感じた温もり
臣「…はやく帰ろ、我慢できねぇ」
甘えたくなったのは、臣も同じみたい
今日は寝れないかもね
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moka(プロフ) - この作品大好きです!次の更新も楽しみにしてます!早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年6月15日 19時