逃げられない ページ32
.
Aside
朝起きたら、目の前に臣の顔があってびっくりした
こうやってじっくり見ても、綺麗な顔してるなあ…
睫毛も長いし、鼻も高いし、目も切れ長だし
普通に大人の女の人より綺麗だよ
じーっと臣の顔を見つめて、頬を手で触れたら
私の手を上から握ってきて
臣「…いつまでそうしてんの？」
『あ…起きてたの？』
臣「ん。もっとこっち…」
『きゃ…ちょっと、臣？私 仕事行かなきゃ、』
臣「だーめ」
なんでこんなに甘えん坊なの…
可愛すぎるよ臣、普段とのギャップがやばい
こんなのされたら、仕事行きたくなくなっちゃう笑
でも、私はマネージャーだから絶対行かなきゃ
寝ぼけている臣の唇にちゅってキスをして
まだ寝てていいからねって言ってからキッチンに行った
今日も顔色が良いし、ナチュラルメイクにしよっと
臣はどんなメイクが好きなんだろう
また今度聞いてみよう
臣の隣に居ても、恥ずかしくないような人になりたいな
…私、今はーくんよりも、臣を優先して考えたよね
私にとって、はーくんってなんだろう
はーくんと居る時は、確かに楽しいし心から笑えるけど
でもちょっとした事で傷付いちゃうし
泣いちゃうし、ちっとも楽しくない日もある
でも臣と居る時は、はーくんよりも安心できて
居心地が良くて、ついつい甘えたくなっちゃう
何もかもが幸せで笑顔になれる
もうこう思ってるって事は、きっと私
臣の事、本気で好きになっちゃったなあ
臣の事を考えてる時は、すごい楽しいんだ
心がワクワクするの
さて、仕事行きますか
もう一度 寝ている臣の所に行った
『臣、行ってくるね』
臣「…A、こっち来て」
臣に手招きされて、ベッドの近くまで行ったら
少しだけ上半身を起こして
私の後頭部に手を差し込んで
ちゅってキスをされた
すぐに離れたと思ったら、今度は深いキスをされた
逃げたくても逃げれないキス
臣のキスが上手すぎて、腰が抜けちゃったの
そしたらやっと唇を離してくれた
私の顔を見て、また笑って
臣「ふは、そんな顔してたら襲われるよ？」
『っ、臣が き、きすしてくるからっ！』
臣「とろけちゃって、かわいい…おいで？」
『ね、私 仕事だってば、』
臣「亜嵐呼んでるから大丈夫」
そう言ってまた私にキスをしてきた
…ああ、もう私は臣から逃げられない
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moka(プロフ) - この作品大好きです！次の更新も楽しみにしてます！早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (
レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年6月15日 19時
