呼び捨て ページ26
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Aside
臣が、自分の服を私の家に置いておく為に一旦家に帰った
…はあ、疲れたあ
本当に私、今日から臣の彼女？
いや、違うよ。彼女「役」だよ。
臣は私を守るためにわざわざ彼氏を演じてくれるの
そう、わざわざ。
元はといえば、私がちゃんとお兄ちゃんとかはーくんに相談しないからこうなったんだよね
はーくんと少しだけ気まずくなったのは
臣のせいじゃない、私のせいだ
問題は、いつストーカーさんが諦めるかだよね
…どうしようかなあ、
このおうちも、変えるべき？
うう〜、わかんないよ
一人でそうやっていたら臣が帰ってきた
頭を抱え込んでいた私を見て、
何してんのって笑ったの
…きゅん、
…へ？きゅん、ってなに？
私いま、臣にきゅんってなったの？
ほんと私って、単純な生き物
臣「A、寝よ？」
『〜っ、呼び捨てはダメ、』
臣「なんで？笑」
『…ドキドキしちゃうから、ダメ、』
臣「…可愛すぎ。はやく寝よ？」
そう言って私の手を取って寝室に向かった
…え、まさか一緒に寝るの？
『…ダメ！臣がベッドで私はソファ！』
臣「急に何？笑」
『一緒のベッドで寝るなんて、できないもん、』
臣「大丈夫、今日は何もしねぇから笑」
『きょ、今日はって言ってんじゃん！』
臣「ふは、いいから早く。俺 明日はえーの。」
『む〜…』
私よりも先にベッドに入って
掛け布団をめくって おいで？って微笑みながら
言われたら行くしかないじゃん
…あ、やっぱダメだよこれ
臣の匂い、すごいいい匂いなの
すぐに眠くなっちゃう
臣に背中を向けて寝転んでいたら
後ろから私のうなじにキスしてきたから
びっくりして臣の方を向いたら
うん、やっぱこっちがいいって優しく微笑んで
おやすみ、っておでこにキスを落としてから
ゆっくり目を閉じたの
いちいち、やることがカッコよすぎるんだよ、ばか…
よし、たぶん明日は はーくんと喋れないかもしれないけど
でもそれでもいいから、絶対にバレないようにしなくちゃ
喋れない日が続いてもいい、
余計な心配だけはかけたくないから
嘘ばっかりついてごめんね、お兄ちゃん
…はーくん、ごめんなさい
もう少しだけ、待っててください
目を閉じる前に臣の顔をもう一度見つめてから
私もゆっくり目を閉じた
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moka(プロフ) - この作品大好きです！次の更新も楽しみにしてます！早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (
レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年6月15日 19時
