恋人 ページ25
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Aside
はーくんが真っ直ぐに登坂さんを見つめてそう言ったけど
登坂さんは はーくんにこう言ったの
それは無理って
でも私は、登坂さんの腕の中から抜け出したくて
はーくんの所に行こうとしたの
なのに登坂さんが離してくれなくて、
『と、さかさん、！…んぅ、ちゅ、ん、』
臣「ふっ、んちゅ、ん…ふは、とろけちゃってかーわい。笑」
強引なキスをしてきて、私を黙らせたの
それをはーくんはじっと見つめてただけで
その場から動けてなかった
…やめて、そんな顔しないで
そう言いたかったのに、声が出なかった
臣「そういう事だから。じゃあな、気を付けて帰れよ」
登坂さんは動けない私の腰を抱いて
マンションに入った
…ごめんね、はーくん
悲しませてごめんね
もう少しだけ、待っててください
『登坂さん、どういうつもりですか、』
臣「んな怒んないでよ。どーせAちゃん、亜嵐とか隼とかにさっきの奴の事、言ってねぇんだろ？」
『…それは、』
臣「言ってないのにあんな場面 見られたらああするしかなかったっしょ。」
『…ありがとう、登坂さん』
どういたしまして、って登坂さんが私の頭を撫でてくれた
それと同時におでこにちゅって優しいキスも一つ降ってきた
なんだか急に恥ずかしくなっちゃって
その場から逃げるようにキッチンに行った
登坂さん、大人の余裕ってやつ？
色気がやばいよ…！
あんな近くに居たら、ドキドキしすぎて死んじゃう、
そう思ってたのに、登坂さんもリビングからキッチンに来ちゃったと思ったら
いきなり凄いことをお願いしてきたの
臣「ね、登坂さん、ってなんかやだ。臣って呼んでよ。それと敬語も無くして？」
『…臣、って呼ぶの、恥ずかしいし、敬語外すなんてできません』
臣「いーから、呼んで？」
『…臣、』
臣「っ…やーば、かわいすぎる」
ありがと、って後ろからハグしてきて
もう心臓バクバク、もう死んじゃうよ…
それから二人でココアを飲みながら
ソファに座ってたら登坂さ…臣からこんな提案をされた
臣「とりあえず、ストーカー野郎が来なくなるまでは俺ら恋人ね」
『ふぇ、？』
臣「誰にも相談できないなら、俺が守ってあげる」
『で、でも！』
臣「大丈夫。俺に任せて？」
そんなこんなで
私達は今日から恋人をすることになった
これから先、どんなことが待ってるかなんて知らずに
呑気に二人でココアを飲んでいた
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moka(プロフ) - この作品大好きです！次の更新も楽しみにしてます！早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (
レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2018年6月15日 19時
