任せます ページ22
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隼side
隼「おはよ〜ございま〜…ってあれ?Aは?」
裕「それがな、連絡も無いまま来てへんねん。どないしたんやろ。」
メ「さっきから亜嵐くんが鬼電してるのに、一回も繋がらないらしい。大丈夫かな…」
…Aが仕事に来ないなんて初めてだから
みんな不安そうにしてる、勿論 僕もね
何があったんだろう
亜「ちょ、家行ったらダメかな、あいつ倒れてるとか無いかな」
龍「亜嵐くん、行きたい気持ちはわかるんやけど、もう仕事始まるからあかんやろ、」
亜「いやでも…」
楽屋にいつもの元気が無くなってきた時に
楽屋の扉が勢い良く開いた
「みんなおはよう!あ、今日な、白濱さん休みだってさ。さっき連絡来たよ。そんで今日は俺が担当だからよろしく!」
亜「伊東さん、Aなんて言ってた?」
伊「なんか、風邪?引いたらしいよ?あれ、亜嵐聞いてないの?」
亜「何も聞いてない。あいつ、また何も言わずに…」
玲「まあまあ。亜嵐くんに心配かけたくなかったんだよ、きっと。」
イライラしてる亜嵐くんをみんなでなだめた
でも、一つ疑問に思ったんだけど
…本当に、風邪なのかな
もし風邪なら絶対にLINEで言うだろうし
…なんだろう、嫌な予感がする
今すぐにAの家に行きたいけど、仕事があるから
我慢しなくちゃいけないのが辛い
A、ごめんね
明日 看病しに行くからねってAにLINEを送ってから
みんなと一緒にスタジオに行った
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ふう、やっと終わった
今日は前みたいに早く終われなくて
だいぶ長引いたな…
気付けばもう夜の10時
はやく帰ってはやく寝よう
明日はオフだからAに会いに行こう
そう思って家に帰ろうとしたら、
誰かに呼び止められた
翔「…隼さん、ちょっとだけ、僕に時間を下さい、」
隼「…いいよ、どっか店行こっか」
僕を呼び止めたのは、翔吾だった
話って何だろう
まあ、僕達で話す事なんて一つしかないけどね
二人で個室のある店に行って少しだけ飲んでから、本題に入った
隼「…翔吾、話ってなに?」
翔「…Aの事、任せます」
隼「え?」
翔吾にそう言われた
俺にはAを幸せに出来ないから
隼さんならできるから、Aを幸せにしてやってください、ってはっきり目を見て言われた
翔吾の目は、覚悟を決めてた
そこまで言われたらするしかない
翔吾の肩を叩いて ありがとう、と伝えてから、机にお金を置いて店から出た
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moka(プロフ) - この作品大好きです!次の更新も楽しみにしてます!早く隼とくっついてほしいなぁ、、、 (2018年7月5日 22時) (レス) id: 98d3621a2d (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為です (2018年6月15日 23時) (レス) id: 15d88f7159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年6月15日 19時