激おこぷんぷん丸 Nside ページ32
“ごめん、バイト遅くなりそう。ご飯いらない”
またか。
今日は早く帰れるって言ってたのに……
そのつもりでスーパーにでも寄ろうと思ってたのに…
もうなんなの………
………
あー、もう今の和くんは寂しいとか会いたいとかを通り越して、怒りモードに入っちゃったからね！
さすがにこれはないと思いません？会えると思ったのに会えないとか……
焦らしプレイしすぎだろっっ！！！
ほらぁ、、プレイって言葉だけでなんか泣きそうになっちゃう。
もう最近全然シてない……
だから最近全く運動してないからね！大学の行き帰りだけだよ？
このまま潤くんのせいで太ったらどうしてくれんの！！
なんて自分でもちょっと怖いくらい怒りながら、家へ帰った。
鍵を開けて、早足でリビングへ入る。
電気をつけても、誰もいない部屋に益々怒りが沸いてくる。
N「あ〜、もう！！なんなの？早く帰ってくるって言って早く帰ってこないとか、詐欺だから！新手の詐欺だから！！ずーっと一人ぼっちにして、あの人はなに考えて、…え、」
待って、俺今バックハグされてますよね…？
え、え、え………
だれ、だれ、だれ……？
さっき誰も居なかったよね？確かに居なかったよね？
怖い……めちゃくちゃ怖い。俺誰にハグされてんの？
声を出そうとしても、怖さのあまり喉が張り付いて声が出ない。
待って、怖い、怖いよ……
誰か助けて……
そう思ってやっと出た声は、あまりにも小さくて、あまりにも掠れていて、自分で聞き取るのもやっとだった。
N「潤くん、助けて…」
自然と、“潤くん”って言っていた。
やっぱり人って自分が危険になった時は、最愛の人を想うんだなって、なんだか冷静に思っていた。
すると、俺を抱き締めてる人が
“和”
ってささやいた。
……え？
何で名前知ってるの……
って、今の声！！
N「え、潤くん！？」
そう言った瞬間、体が離れて反転して、俺の後ろに居た人の顔が見えた。
やっぱり………
N「潤くん…」
J「ごめん、驚かせて…怖かったよな……」
潤くんはすごく困ったような、悲しいような顔をして謝る。
何で居るの？とか、遅くなるって言ってたよね？っていう質問は吹き飛んで、
潤くんに会えたことが嬉しすぎて、今目の前に居るのが潤くんだって思うだけでドキドキして…
思わず、潤くんに抱きついた。
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舞 - むちゃくちゃ良かったです！末ズが尊い! (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 5b037315ff (このIDを非表示/違反報告)
マユイ(プロフ) - コメントありがとうございます！続編、ですか……わ、わかりました。書きます！！まあ、山は凄く自信が無いのですが、頑張ってみようと思います('◇')ゞ近日中に書きたいと思っているので、その際にはぜひ見てやって下さい(｡-人-｡) (2017年8月11日 11時) (レス) id: 5fcc7d1aa6 (このIDを非表示/違反報告)
5Rainbow(プロフ) - マユイさん» この続編で山コンビのその後を書いて欲しいです！ (2017年8月10日 17時) (レス) id: 1479d28aeb (このIDを非表示/違反報告)
マユイ(プロフ) - かなちゃんさん» 毎度コメントありがとうございます！ついにパート２！これからの和と潤はどうなるのか…？まぁ、何となく分かりますよね笑どうせヤるんでしょ←こうやってコメント頂けると、私の小説読んでくれてんだなぁ…と嬉しくなります。これからも末永くお願いします(≧▽≦) (2017年6月26日 19時) (レス) id: 5fcc7d1aa6 (このIDを非表示/違反報告)
かなちゃん - PART2おめでとうございます！凄く嬉しいです！何だかこれから潤くんと和の関係が深まっていきそうですね！色んな意味でw健気な和可愛い！！ (2017年6月22日 20時) (レス) id: b08686c6dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マユイ | 作成日時：2017年6月18日 14時
