重い想い思い ページ27
J「和、愛してる」
N「俺も」
こうやっていつも同意してくれるけど、和と俺の想いじゃ全然違うんだよ…
俺のはすっげー重苦しいんだから。
J「最初は小さな恋心だったのに、日に日に大きくなってったんだ。気付いたらもう、後戻り出来なくなってた…」
俺の下で和の綺麗な瞳が揺れる。
ほら、それだけでまた和を好きになってる。
N「…潤くん…、ん」
俺の名前を発する唇の動きが可愛くて、その可愛い唇を奪った。
和が呼ぶだけで、俺の名前が輝く。名前がどんどん好きになる。
ホント魔法かよ……
J「ずっと閉じ込めておきたい。誰にも和を見せたくない、触らせたくない。全部、全部俺だけのもの……重いでしょ？
でも、もし和が俺のこと大っ嫌いになっても、絶対離れない。離さないから、んっ」
急に体を引き寄せられて、和と唇が重なった。
和からこんなにキスしてくるなんて珍しい……貴重だな…
唇が離れて、キスの意図を聞こうとするのに、俺が言うより先に和の声が響いた。
N「何言ってんの！？潤くんバカなの！？」
J「え？」
バ、カ…………？
N「俺が潤くんのこと嫌いになる？そんなことある訳ないじゃん！……そんな悲しいこと言わないでよ」
N「俺さ、潤くんが思ってる以上に、ちゃんと潤くんのこと好きだよ？」
J「…和」
N「潤くんが重いなら俺だって重いよ。潤くんは俺がどんだけ独占欲でまみれてるか知らないから…」
J「独占欲…？」
そんなの俺に見せてくれたことないじゃん。
N「最初は潤くんモテるな〜くらいにしか思わなかった。でも俺だって日に日に潤くんのこと好きになって…気付いたら引くくらい嫉妬してた。俺の潤くんに触んな！話しかけんな！てか見んな！…って思ってたよ。……ほら、俺だってめちゃくちゃ重いでしょ？心ん中真っ黒だよ。ドス黒い」
そんなこと、思っててくれたなんて……
どうしよう、嬉しすぎて跳び跳ねそう。
J「マジでお前可愛すぎ」
N「…だから可愛くないってば」
J「可愛いよ。どんな女の子より、どんな物より。マジで世界一可愛い」
N「潤くんも世界一かっこいいよ？」
本当にこの子は……
どこまで俺を煽ったら気が済むんだ…
J「和の想いすごい嬉しい。ありがと。だからさ、和。ずっと俺の隣に居てね？」
N「ふふ、ずーっと居るよ？意地でも離れないからね？」
そう言って天使の笑みを向ける双子の兄が、やっぱりいつまでたっても、愛しい。
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舞 - むちゃくちゃ良かったです！末ズが尊い! (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 5b037315ff (このIDを非表示/違反報告)
マユイ(プロフ) - コメントありがとうございます！続編、ですか……わ、わかりました。書きます！！まあ、山は凄く自信が無いのですが、頑張ってみようと思います('◇')ゞ近日中に書きたいと思っているので、その際にはぜひ見てやって下さい(｡-人-｡) (2017年8月11日 11時) (レス) id: 5fcc7d1aa6 (このIDを非表示/違反報告)
5Rainbow(プロフ) - マユイさん» この続編で山コンビのその後を書いて欲しいです！ (2017年8月10日 17時) (レス) id: 1479d28aeb (このIDを非表示/違反報告)
マユイ(プロフ) - かなちゃんさん» 毎度コメントありがとうございます！ついにパート２！これからの和と潤はどうなるのか…？まぁ、何となく分かりますよね笑どうせヤるんでしょ←こうやってコメント頂けると、私の小説読んでくれてんだなぁ…と嬉しくなります。これからも末永くお願いします(≧▽≦) (2017年6月26日 19時) (レス) id: 5fcc7d1aa6 (このIDを非表示/違反報告)
かなちゃん - PART2おめでとうございます！凄く嬉しいです！何だかこれから潤くんと和の関係が深まっていきそうですね！色んな意味でw健気な和可愛い！！ (2017年6月22日 20時) (レス) id: b08686c6dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マユイ | 作成日時：2017年6月18日 14時
