出逢って5秒で先生に恋した人の物語

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『おはようございまーす…、』


いつもより少し早めの朝、保健室でココアを飲んでいた時、


顔を覗かせたのは、(人2)ちゃんだった。


中「おはよう。足どう？大丈夫？」


　『あ、はい!!しばらく激しい運動は禁止だって言われましたけどね。』


中「体育大会には間に合いそう？」


　『それは、大丈夫ですよ。それより、昨日はありがとうございました。』


”それと…、変な事言ってごめんなさい。”


眉を下げて謝る彼女。


中「………、何の事？何か、あったっけ。」


俺は、


知らない振りをした。


　『えっ……あぁ……何でもないです!!』


いつもの時間になって、保健室の窓を外から春川さんが覗いてる。


　『あ、リサだ。じゃあまた来ますね!!』


良かった、いつもの(人2)ちゃんだ。


ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ


忘れ物したのか？


なんて呑気に考えていた。


陽「先生、分かりました？私がどんなに本気か。」


中「田口さん……、」


陽「倫也先生はあの子が痛い目合うか、先生と話さなくなるの、どっち嫌？」


中「いい加減にしなさい。俺、仮にも教師だぞ。」


陽「そんなの私に関係ない！私は倫也先生がいればそれで…。」


”だから、あの子は邪魔なの。”


なんて、怖じ気づく様子もなく話す彼女。


中「分かった。(人2)ちゃんとは、極力関わんないから。」


陽「じゃあ、それも嫌。」


陽「(人2)ちゃんってやつ。(人2)にして。私は名前ねっ？」


中「何もそこまでっ


陽「必死なの！」


中「…………。」


陽「先生は、倫也先生は私の事なんか眼中にないんでしょ！？少しでもって…、必死なんです…。」


この時


俺は初めて、


”陽葵” の涙を見た。





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『出逢って5秒で先生に恋した人の物語』

を、読んで下さっている皆様!!


【オリガミの魔女と博士の四角い時間】

は、ご覧になられましたか??

中村好きなら見なきゃですよっ((

うさぎさん姿の倫也さんがもう…!!


とにかく鼻血レベルなので是非チェックを。

shuchia。

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