WESTん家

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淳「ごめん、母さん。急に来てもらっちゃって、」

母「全然！早く病院行ってきなさい！！」






実家は俺らの家から徒歩20分ぐらいの場所。



連絡したら車で直ぐに来てくれて。本当に持つべきものはお母さん。笑



みんなが実家近いと便利って言う理由を今日めちゃくちゃ実感した。



もう病院はとっくに閉まっちゃってるから急いで流星を連れて緊急外来へ向かわないとなんだけど。



望「のん、…ｯ…も、っ、！」



自分がお留守番と知ってから大号泣ののんちゃん。



淳「絶対すぐ帰ってくるから、ちょっとまっててな。」

望「…っ…やｯｯ…！」

淳「……やっぱ…「はよいってき」」

母「なんとかするから、はよ行かな。」




流星に視線を移すと、うるうるとした瞳で不安そうに俺を見つめてて。




ちゃんとしなさい。母親でしょ。




お母さんの目がそう言ってる。





淳「っ…せやな。さっき吐いちゃってたから一応ともくんも連れてくわ。」

母「了解」

智「…ん…。」

淳「そう、手繋いでいこな。」

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