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「だって君が遅刻したんじゃん。家畜が飼い主の言うこと聞かないとか、ダメでしょ。」
涙が滲み出したAを、見下ろし、いつもの柔和な笑顔で笑う。Aは泣き出した自分を恥じ、顔を背けるも、
「ほらまた僕を見ない。逃げてばっかじゃないか。弱虫。」
無理矢理クローリーの方へ顔を向けさせられる。
クローリーは溜息を吐いて、彼女の寝転ぶソファに突いていた手を、下に潜らせる。
「あっ・・・！？止めてっ・・・」
セーラー服の中に手を滑らせ、腹部から胸部へと指先を伝わせる。ぞわわ、と背筋が粟立ち、
「ひ、ぃ・・・！」
蚊の鳴くような声で悲鳴を上げる。逃げようと身を捩る度に、ギシギシとソファの皮が鳴った。
「反抗的なのも、駆け引きが面白いけど・・・そろそろ諄いよ。」
「嫌、だっ・・・気持ち悪い・・・！」
彼女の悲鳴に、クローリーは喉の奥をクツクツと慣らして笑うだけで、手を止めようとしない。その手が丁度、彼女の下着へ掛けられた時、クローリーはやっと手を止めた。
「ぁ・・・う・・・」
「・・・わぉ。・・・そう来たか。・・・はは。はははは。」
突然驚いて、突然笑い出した彼に、Aは疑問符を浮かべるばかりだ。セーラー服から手を引っ込め、顎に手を添えて目を閉じる。
ふむ、と呟き、頭の中で反芻する。
「益々気に入った、君のこと。」
頭を撫で、首筋に噛み付きやすいよう、顎を掴んで顔を背けさせた。
「じゃ、僕の名前呼びながら、喰われててよ。それで今日は返してあげる。」
ぶつ、と皮膚を破り、溢れ出た血液を口に含む。
早く彼の元から、部屋から逃げたかったAは、少しの痛みと、大きな快感に握り拳で耐えながら、
「クロー、リー様、クローリー様・・・クローりぃ様・・・ぁ・・・」
と段々か細くなる声で主の名を呼んだ。
操り人形の糸が切れたように、カク、と気を失ったAから口を離す。
血塗れた唇を、舐め、満足そうに下の彼女を見下ろす。
「・・・うん、A。やっぱり、相性良いよね、僕ら。」
Aを大事そうに抱き抱え、ゆったりとした足取りで彼女の部屋へ向かう。
ドアを開け、部屋へ入ると先客がいた。
「何で君がココにいるんだろうね。」
Aのベッドへ腰掛け、部屋に入って来たクローリーに抱えられたAに、男は立ち上がる。そして、言い捨てて来たクローリーに、高瀬は、
「Aちゃんに何したんだお前・・・」
ぐったりした彼女へ憤りを見せた。
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剣、(プロフ) - ありがとうございます・・・ (2017年9月4日 23時) (
レス) id: 84eda379fa (このIDを非表示/違反報告)
アカネ*(プロフ) - はい！！ぜひ頑張ってください！剣さんの作品これからたくさん見ますんで！ (2017年9月4日 18時) (レス) id: b55415a21a (このIDを非表示/違反報告)
剣、(プロフ) - アカネ様、ありがとうございます！！いいなぁ、クローリーさんと同じ誕生日！羨ましい限りです。亀更新ですが、頑張ります！！ (2017年9月4日 2時) (レス) id: c140100b62 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ*(プロフ) - (｀･ω･´)ふぉおぉおお私と同じ誕生日のクローリーいいいい((すてき。カッコイイ。これからも頑張って下さい！！！ (2017年9月2日 16時) (レス) id: b55415a21a (このIDを非表示/違反報告)
剣、(プロフ) - え、私の名前になってる！？ま、マジですか・・・。修正、しておきますね。それと、こんなものでよければ！！よろこんでいただき幸いです！ (2017年3月29日 22時) (レス) id: 08a0f3295f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣、 | 作成日時：2016年11月25日 18時
