ふたつの結末 Nozomu/Ryusei 2

#060 ページ15

まじか







死ぬほど美味しいねんけど








望「どう？美味しい？」





ニコニコしたその顔に今すぐにでもパンチ食らわしたいわ





「まあ中の下やな」







望「コメント辛口やな〜せっかく愛情込めたのに〜」








「今日あたし取材やから、望一人で会社行きや。」






望「え！？！？そんなん聞いてない！！

だれに仕事教わればいいん！！！」







「もう一人でできるやろ？
教えた通りに動いてりゃ大丈夫やって。」









望「え〜Aなんの取材行くん？」






「クリスマスデート企画の取材。
デートコース調べたりお店とかまわって聞き込みとかかな。」







望「なんそれ。ひとりでいくん？」







「うん。そうやけど？」





望「ひとりでクリスマスデートコース取材して楽しい？」






うっ.....








痛いとこつかれた......







「しゃーないやん。仕事やもん」








望「まあな〜流星は呼べへんもんな〜」









いや、別にそういう問題じゃないのよ望くん









望「....俺、行こか？」









は？と望の顔をみると







ん？とこちらをみる望









「なんで望が来んの？なぜ？why？」









望「俺が流星の代わりにデートの相手したるやん。」







「いや、さすがにそれはまずいって。」






望「え〜じゃあ〜会社の人に〜Aのくそブスが画像みせまくろっかな〜」






見せられた写真の私は








この世にこんなブスな寝顔があるかというくらいブスだった







「なっ！！！....んもう！わかった！
わかったから！！


その代わり取材の邪魔だけすんなよ！」






望「いぇーい！！！！やったー！＼(^o^)／

Aとデートっ♡♩Aとデートっ♡」







今日もまた何が起こる予感....

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